みなさん、こんにちは!ヘレナです。
今回はインドネシア人ライターのディトさんと共にインドネシアに話題になっているライドシェアアプリ:GO-JEK (ゴジェック) を2回に渡ってご紹介したいと思います!
世界最大の群島国家と呼ばれるインドネシア共和国の人口は2億6千万人います。インドネシアの通信省(Kominfo)によると、総人口2億6千万人の中で、1億人以上のスマートフォン利用者がいると言われています。そして、ジャカルタのような大きな街、いわゆる都会に住んでいる人々の一番の悩みは渋滞です。原因は、インドネシア人のほとんどが、自動車やバイクで通勤・通学をしているためです。
2017年リコリス調べ
移動で時間が取られて出社時に遅刻するなど、効率的に過ごせないことが多いインドネシア人。その生活がより便利になるように2010年にGO-JEKが誕生しました。
「GO-JEK」はバイクタクシーを呼びかけるアプリとしてインドネシア国民に紹介されました。
「GO-JEK」には、バイクタクシーを呼びかける“GO-RIDE”、そして米国のUBERに似た配車サービス“GO-CAR”という機能があります。
ディトさんはBekasi(ブカシ)というジャカルタの近くにある町に住んでいます。 仕事で毎日ジャカルタまで行かないといけませんが、片道2時間もかかりました。家からジャカルタ中心地まで45分もかからないのですが、渋滞で2時間もかかってしまいます。ディトさんはジャーナリストなので、さまざまな場所に取材をしにいかなければならないため、道が混雑していると、とても不便です。
そのため、ディトさんはよくGO-JEKを利用しています。GO-JEKで移動すると自分のバイクや車を運転する必要がなく、さらに自分の車のガソリン代よりもコストを安くすることができます。ディトさんだけでなく、インドネシアでは多くの方がGO-JEKの対象範囲内なら自分の車やバイクを使わずに済み、節約にもなると言っています。
今回はここまで!次回はGO-JEKがインドネシアの人たちに受け入れられた経緯と、問題点について説明したいと思います。
インドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。