国民食になったインスタント麺「Indomie」
インドネシアでは、インスタント麺は日常生活に欠かせない食品のひとつです。特にIndomieは、長年にわたり圧倒的な人気を誇る代表的ブランドとして知られています。
焼きそばタイプだけでなく、スープ麺タイプも非常に人気が高く、Soto、Ayam Bawang、Kari Ayam、Kaldu Ayamなど、多彩なフレーバーが展開されています。
人気のスープ味ラインナップ
インドネシアの消費者の間では、特に人気の高いスープ系フレーバーとして以下が挙げられます。
① Soto Mie(ソトミー/インドネシア風スープ麺)
→ インドネシアらしい爽やかなスープ
→ ライムや香草の風味
② Ayam Bawang(チキンオニオン)
→ 鶏だし+フライドオニオン
→ 定番の安心感
③ Kari Ayam(チキンカレー)
→ 濃厚なカレースープ
→ スパイス好きに人気
④ Kaldu Ayam(チキンスープ)
→ 優しいチキンスープ
→ 幅広い世代に支持
⑤ Soto Spesial(特製スープ)
→ より濃厚なスープ感
→ 食べ応え重視
特に
Soto Mie(ソトミー)と Ayam Bawang(チキンオニオン)
は、定番人気として広く親しまれています。
調査結果
スープ系Indomieで、どの味を最もよく食べますか?
- 調査開始日:2023年5月29日
- 回答者数:500名

| 回答項目 | 割合 | 回答数 |
|---|---|---|
| Ayam(チキン) | 39.0% | 195 |
| Ayam Spesial(特製チキン) | 35.6% | 178 |
| Kari Ayam(チキンカレー) | 38.4% | 192 |
| Ayam Kakaruk(スパイシーチキン) | 5.8% | 29 |
| Sayur(野菜) | 5.4% | 27 |
| Udang(エビ) | 6.4% | 32 |
| Ayam Bawang(チキンオニオン) | 40.2% | 201 |
| Sapi(牛肉) | 8.8% | 44 |
| Soto Spesial(特製ソト) | 33.4% | 167 |
| その他 | 6.8% | 34 |
| 食べたことがない | 0.0% | 0 |
| 合計 | 1099 |
※複数回答のため合計は100%を超過
調査結果の考察
調査結果では、Ayam Bawang(チキンオニオン) が40.2%で最多となり、最もよく食べられているスープ味であることが分かります。
次いで、Ayam(チキン)、Kari Ayam(チキンカレー)、Ayam Spesial(特製チキン)と続いており、全体として「鶏系フレーバー」が圧倒的に強いことが特徴です。
また、「Indomieを食べたことがない」が0%という点は非常に象徴的で、Indomieが完全に生活インフラ化していることを示しています。
→ インドネシアでは
「Indomie=みんなが食べる前提のブランド」
という認識が定着しています。
インドネシア市場の特徴
① 圧倒的ブランド浸透
→ 未経験者ゼロ
→ 国民食レベル
② 鶏系フレーバーが王道
→ Ayam系が上位独占
→ 安心感・日常性
③ スパイスより“親しみ”
→ 激辛より定番
→ 飽きない味が強い
④ 即席麺=生活インフラ
→ 節約・時短・常備食
→ 全世代で浸透
日本企業への示唆
① 味のローカライズは必須
→ 日本の「醤油・味噌」感覚では弱い
→ 鶏だし・スパイス設計が重要
② “新規性”より“定番化”
→ 一発バズより
→ 毎日食べられる味
③ 小売ではブランド信頼が最優先
→ 知らないブランドは弱い
→ 試食・KOL・口コミ重要
④ 即席食品市場は巨大
→ 麺だけでなく
→ スープ・冷凍・簡便食全般に応用可能
⑤ 「国民食ポジション」を狙う視点
→ 商品ではなく文化になる設計
まとめ
インドネシアのIndomieスープ味は、
- Ayam Bawang(チキンオニオン)が最多(40.2%)
- 鶏系フレーバーが主流
- Indomie未経験者は0%
という結果になりました。
→ 市場攻略の鍵は「新しい味」ではなく「生活に溶け込む味」です。

