みなさん、こんにちは!ヘレナです。
今回のテーマはインドネシアのTumpenganについてご紹介します!
インドネシア、ジャワ島とバリ島とマデュラ島では「Tumpengan(ツンペンガン)」という文化があります。Tumpenganは何かのセレモニーやお祝いをするときに特別なご飯をみんなで食べる事です。
Tumpenganは誕生日の時、何かの記念日、婚約した事を親や親戚に報告する時、子供が生まれた時、新しい学年が始まる時等に行われます。Tumpenganをする事で神様に感謝の気持ちを表現する方法の一つだとインドネシアでは言われています。
Tumpenganの時に出るご飯は「Nasi Tumpeng(ナシ・ツンペン)」と言います。Nasi Tumpengは沢山のおかずと中心に山のような形をしている黄色いご飯を盛りつけた料理のことです。Tumpenganに出ているご飯とおかずは、一つ一つ特別な意味を表します。。Nasi Tumpengは山のような形にしている理由は「両手を合わせて神様に祈る」という理由が一つあり、もう一つの理由はこれからもっと高く、もっと成功するように祈ってるという意味があります。他に例えばチキンは、悪い正確を退けるように出します。卵は剥いて出すことにより、「すべての行動は準備が必要だ」という意味を表します。卵料理は2種類(ゆで卵と卵焼き)で出される事が多いです。これは「神様は平等で人間を作ったが、一人一人の行動や信仰により違いが出る」ということを表します。
Tumpenganはインドネシアの聖式で、インドネシア人がとても大事にしている文化の一つです。でも最近は、社交行事にゲストに尊敬を示す時もTumpenganをします。Nasi Tumpengの頂上が切られた時からTumpenganが始まります。誰がNasi Tumpengの頂上を切るか、そしてご飯を取る人の順番がとても大事です。社交行事だと、一番最初にご飯を取るのは一番偉い人で、その人がNasi Tumpengの頂上を切った時にみんなは拍手をします。誕生日や記念日の時は、誕生日の人がNasi Tumpengの頂上を切ります。この行動はパーティーの時のケーキと同じですね。
以上、今回の紹介記事はここまでです。
質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。