みなさん、こんにちは!ヘレナです。
今回はインドネシアの宅配便についてご紹介します!
TIKI&JNE
インドネシアの宅配便は沢山あります。その中でも、TIKI(ティキ)とJNE(ジェイ・エヌ・エー)が一番人気です。この二つはもともと同じホールディングス会社が運営した宅配便サービスでしたが、ビジネス方向の違いが理由で今は別々の会社として活躍されています。
TIKI(ティキ)
TIKIは1970年に設立したインドネシアの宅配便です。TIKIはインドネシア語の言葉「Titipan Kilat」の省略で、日本語だと「宅配便」という意味です。今は全国でオフィスが500ヶ所あります。TIKIは24時間サービスで、家の近くのTIKIエージェントに行けばいつでも物を送ることができます。今は、インドネシアで評判がいい宅配便会社です。TIKIは海外宅配サービスもありますが、国内宅配サービスがメインとなっています。料金も結構安いです。例えば、インドネシア首都のジャカルタからスラバヤまで、普通サービスを利用するとRp19.000(約150円)かかります。とてもお手頃な料金です。TIKI料金の確認ページはこちらです→クリック。TIKIの普通サービスを利用すると、もちろん届き先の距離に異なりますが、遠くても大体1週間以内に到着します。もう少し早く届けたい!という方には翌日到着するサービスもあります。
JNE(ジェイ・エヌ・エー)
JNEは1990年にTIKIの子会社として立てられました。JNEは元々TIKIの海外専用の宅配サービスでした。JNEが段々と大きい会社になっていて、今は独立して活躍しています。元々TIKIと同じホールディングスでしたので、JNEのサービス種類はTIKIに似ています。個人的には、JNE YESというサービスが一番おすすめです。YESというのは、インドネシア語の「Yakin Esok Sampai」の省略で、「絶対明日に届ける」という翌日宅配便サービスです。料金的には普通宅配サービスと比べたらやや高いです。JNEの料金を確認するのに、WEBだけでなくスマホアプリからも確認することができますのでとても便利です。JNE料金の確認ページはこちらです:リンク。アプリがあるJNEはTIKIに比べて、より近代化が感じられます。ただ実際は、TIKIとJNEの違いが分からないインドネシア人が沢山います。これからもTIKIとJNEはお互いにサービスを磨いて、インドネシアの一流宅配便として活躍するでしょう。
当日発送
当日に届く宅配便のサービスは2つあります:GojekのGoSendサービスとGrabのGrab Expressです。GojekとGrabの宅配は、アプリを使って宅配便の位置を簡単に確認することができます。この二つは、他の国内宅配便に比べたら値段は高いが、とても便利で早いため人気です。GojekのGo-Sendはオンラインバイクタクシーが宅配をするサービスです。このサービスは距離により料金が決められます。Go-Sendでものを送ると、届き先は25キロ以内の距離にならないといけません。
GrabもGojekと同じようなサービスで、25キロ距離の制限があります。私がインドネシアに住んでいた頃は、GoJekのGoSendを一番よく利用していました。その理由は、アプリで宅配ドライバーを探すと、私の家の周りにはGrab ExpressのドライバーよりGoSendのドライバーが多いからです。逆に、母はGrab Expressをよく利用しました。母の友達はGrab Expressを利用する人が多いようで、母も利用するようになったらしいです。Grab ExpressもGoSendも、料金はほとんど同じです。どちらがおすすめかというと、本当に利用者の信頼次第ですね。
他の宅配便事業社
上記に紹介された宅配便事業社以外にも、宅配便事業社があります。例えば、WahanaとJ&Tという会社です。WahanaとJ&Tは最近評判が良くて、よくECサイト等に利用されます。ただ、今はTIKIとJNEが一番よく使われています。
まとめとしては、TIKIとJNEのサービスは大体同じですが、料金で見ると大きくて軽い荷物の宅配はTIKIがおすすめで、小さくて重い荷物の宅配はJNEがおすすめです。届け先が25キロ以内で、当日に届けたい荷物はGo-SendかGrab Expressを利用することがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
この記事に紹介された会社以外にも、例えば大きい荷物専用の宅配便事業社とかいろいろあります。インドネシアの宅配便事業についてや質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。