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Month: June 2023

インドネシア人の結婚式について Salam Kenal INDONESIA! Vol.14

  みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシア人の結婚式についてご紹介したいと思います! 写真:ジャワ島の新郎新婦 インドネシア人の結婚式 結婚式は人生で大事な思い出の一つですね。インドネシア人はその日を祝う為にできるだけ盛大な式を挙げたいと思っているそうです。実際に結婚式まで10ヶ月間から1年間以上式の準備をする人は48%ほどおります。インドネシア人の結婚式は、宗教や地域によってやり方が異なりますが、とにかく派手です。何が派手かと言うと、会場のインテリアから新郎新婦の家族の服やメイクまで、全て華やかです。招待客の数もできるだけ多くしたいと考えています。インドネシア人の結婚式の招待客は100人が一般的です。 インドネシアではウェディングビジネス業界の市場規模がとても大きいです。例えば、毎年行われるジャカルタウェディングフェスティバルには何千人も来ます。ジャカルタウェディングフェスティバル以外、他のウェディングエキスポも沢山あります。インドネシア人は、このようなエキスポに行って、色々な結婚式会場業者やウェディングリングを作るブランドを実際に見てから決めます。 写真:インドネシアの大統領ジョコ・ウィドドの娘の結婚式招待状 その大事な日まで色々な準備が必要です。結婚式までの流れは大体こんな感じです: プロポーズ&両親に挨拶→結婚の準備→結婚式 結婚式の準備とは会場探し、衣装、招待客、式に出される料理メニュー、お客さんへのギフト、会場のインテリア、などのことです。結婚の準備は大体両親や親戚、そして親友が手伝います。インドネシアでは、結婚式の準備に両親の意見を一番に聞かないといけません。 料金 インドネシアでは普通の結婚式を挙げるのに、必要なお金は大体100万円(招待客100人ほど)からです。もちろん、家で結婚式をして、料理は自分で作るともっと安くなります。でも実際は銀行ローンを利用するほど大きな会場で結婚式挙げたいと言う人が多いです。40%ぐらいのインドネシアの結婚式は料金の負担になるのは新郎新婦の両親です。インドネシアでは、結婚式の準備に両親の意見が優位に立つと言っている人が多いようです。子供の結婚式に両親の招待客の数が多いのも少なくありません。ちなみに、結婚式の形も伝統的な結婚式がほとんどです。 写真:結婚式にゴールド色のKebaya(ケバヤ)を着る北スマトラの新郎新婦 最近のインドネシア人にはプレウェディング写真撮影が大事なポイントのひとつとなっています。プレウェディング写真撮影サービスを利用するインドネシアのカップルは84%程います。このサービスを利用するのに10万円ぐらいが必要です。もちろん、場所によって料金が変わります。プレウェディング写真撮影は、初めてのデートの場所から海外など、さまざまなロケーションで行います。プロフェッショナルフォトグラファーと一緒に海外まで行くこともあります。プレウェディング写真は、大きくプリントして、結婚式の会場の前や会場の中に飾ります。 インドネシアでは花嫁の服がいつも白色だけではありません。白はもちろん、赤色、黒色、ピンク色、そして金色も良く使われています。男性は、伝統的な服を着る時に女性の色に合わせて伝統的な服を着ます。女性がウェディングドレスを着る時はタキシードを着ます。タキシードは黒色とシルバー色がよく使われます。新郎新婦の家族の衣装はカラーコードで分けます。例えば、男性側の家族は青色で、女性側の家族はピンク色だったりします。新郎新婦の衣装と家族の衣装、全て借りることは一般的ですが、デザイナに頼んで特別に作るもことも多いです。新郎新婦のメイクとヘアメイクはウェディングメイクアップアーティストのサービスを利用することが多くて、10万円ぐらいかかります。 結婚式会場 インドネシア人の結婚式に訪問する人の数は色々ありますが、100人〜300人がほとんどです。結婚式に訪問する人たちは小学校の同級生や先生から、両親の目上の人まで、リストはとても幅広いです。幅広すぎて、私は小学校の頃の同級生の結婚式に行った時、子供の頃によくお世話になった小児科の先生に会ったことがあります!インドネシアの結婚式では、できる限り多く人を招待するので、会場もできるだけ大きい会場が人気です。 写真:ホテルのボールルームに行われる結婚式のインテリア インドネシア人の結婚式はホテルのボールルームやシティーホールで行われます。そのほかは、ムスリムの人だと、モスクのホールで行われる事が多くて、クリスチャンは教会のホールで行われます。家で結婚式をあげることもあります。家で結婚式をする時は、家の庭にステージのようなものをつくり、椅子やテーブを沢山並べるのがほとんどです。 写真:シティーホールやモスクのホールに行われる結婚式のインテリア インドネシアの結婚式には料理が沢山出されます。インドネシア人は結婚式に招待されたとき、一番の楽しみになっているのはなによりも食事です。結婚式に出す料理が美味しければ、良い結婚式だと言われます。ただ、料理の残り物が問題になっているぐらい多いです。 結婚式に来てくれる人たちに感謝の気持ちが届くように招待客の一人一人にギフトをあげます。ギフトは一つの結婚式と他の結婚式に異なります。一番多いのはガラスのコップと団扇です。 結婚式に来る時は必ずお金を持っていきます。お金はRp50.000(約500円)からです。お金は封筒の中に閉めて、封筒の上に自分の名前を書きます。流れとしては、結婚式会場に入る前に、自分の名前を会場入り口にあるノートに書いて、封筒をボックスの中に入れてからギフトをもらいます。結婚式が終わった時、新郎新婦の家族や親友から頂いた封筒を全部メモします。理由は、メモに名前が書いている人たちが結婚した時に、新郎新婦が結婚式に行かないととマナーが悪いと言われてしまうからです。 インドネシア人の結婚式に招待された時、男性は大体Batik(バティック)やスーツ、女性はKebaya(ケバヤ)かドレスを着ます。女性は肌をあまり見せないように注意しなければなりません。インドネシアの結婚式は、ほとんどオールスタンディングです。家族や親戚、新郎新婦には席がありますが、招待客にはありません。みんな立ちながらお話ししたり、食事したりをします。ちなみに、インドネシアの結婚式には残念ながらお酒は出ません! 結婚式が始まったとき、式のホストは招待客に向かって、新郎新婦の話をします。そのあとは、新郎新婦の両親からの挨拶があります。最近だと、両親の挨拶の後は新郎新婦の思い出の写真やビデオなどをビデオで流したりします。挨拶やビデオが全て終わりましたら、今度は招待客が新郎新婦とおめでとうの言葉が言えるように、一人一人がステージの上に行って挨拶します。挨拶が終わったら、食事をしたり、友達とお話しをしたりします。 インドネシア人の結婚式は大体2時間ぐらいで終わります。帰る前に、新郎新婦と記念写真を撮ります。結婚式が終わって、その後は新婚旅行です。会社員だと会社から1週間の有給休暇が貰えます。日本とインドネシアの結婚式で違うところを比べてみると、結婚式の準備では、インドネシアの場合、新郎新婦よりも両親の意見が優先されるというところが日本と違うところですね。結婚式当日に関しては衣装や料理がインドネシア式という違いはありますが、式の流れなどは日本とだいたい同じなのではないでしょうか。 いかがでしたでしょうか。 質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

コス・コサンついて Salam Kenal INDONESIA! Vol.13

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシアの大学生や新社会人がよく住んでいる場所:Kos-Kosan (コス・コサン)についてご紹介したいと思います! コス・コサンとは? インドネシアではKost-kostan(コス・コサン)という住居形態があります。インドネシア人はよくコス・コサンについて「コス」や「コサン」と言います。この記事にはコス・コサンについて私がよく使う「コス」で表現します。コスというのは、元々「In de kost」というオランダ語で、「他の人の家で食事や睡眠をする」という意味でした。スや北米などにある宿泊と朝食が料金に含んだ比較的低価格で利用できる宿泊施設「ベッド・アンド・ブレックファスト」に似たようなものです。 写真:プレミアムコス 現在のコスは日本のワンルームアパートと同じです。形的には、日本のアパートに似てる建物もありますが、普通の家に余りの部屋があれば、コス・コサンになることも多いです。コスに住んでいる人たちは大体大学生と新社会人です。そのため、大学やビジネス地区の周りにはコスが沢山あります。コスの近くにはレストランやコンビニかワルン等が必ずあります。レストランやコンビニが沢山ある便利なコスは狭くても値段が高いです。 コスのタイプ 写真:スタンダードコス コスは色々なタイプがあります。まず、一番多いのは学生専用コスです。学生専用コスは学校や大学の近くにあります。値段はとてもお手頃ですが、その代わり部屋が小さくて、施設も少ないです。学生専用コスのほかは、社会人のコスは学生のコスより施設が良いです。住む人たちもほとんど仕事しているので、値段は学生専用コスと比べて少し高いです。社会人のコスは大学生でも住めます。社会人のコスはプレミアムなバージョンもあります。プレミアムコスは、普通のコスと比べて値段が高いですが、セキュリティ、そして施設は普通のコスと比べてとてもいいです。プレミアムコスの部屋には、個人トイレ・バスルームと冷蔵庫、そしてテレビが付いています。個人キッチンがある部屋もあります。 そして、よく見かけるコスのタイプは女性専用コスです。女性専用コスはルールがとても厳しく、父親や兄弟以外の男性は部屋の中に入ることはできません。もし男性の友達などが来るときは、リビングでお話しします。男性専用コスもありますが、女性専用コスより数が少ないです。 料金と施設 コスの料金には電気代、水道代、そしてガス代も含まれています。コスの料金は施設により異なります。例えば、部屋の中にエアコン、そして個人バスルーム&トイレがあれば、安くても月々Rp.1.500.000(約15,000円)かかります。トイレ・バスルームはシェアで、中にはベッド、クロゼット、そしてテーブルだけの部屋は月々Rp.750.000(約7,500円)です。コスの家賃は毎月決められた日に払います。コスに引っ越したとき、1年間分を前払いしたら、1ヶ月分の家賃が無料になる場所も少なくないです。 コスには、シェアキッチンが必ずあります。や他の食器は自分で購入して、自分の部屋に収入します。シェアキッチンの中に、冷蔵庫もあります。その中に調味料やお菓子を入れてもOKですが、他の人に間違って取られないように自分の名前が書いてあるシールを貼ります。そして、各階ごとに無料ウォーターサーバーがあります。 写真:コスの中身 最近は、無料インターネット接続のコスもあります。そうではないコスは、大体普通の家より安い料金で申し込めます。コスの周りは必ずレストランやワルン・マカン(屋台)があります。インドネシアでは、コスに住んでいる大学生は大体遠い場所から来ている人たちです。コスでは、家族や友達が泊まりに来るときはコスの運営している人に言わないといけません。無料で泊まることができる場所もありますが、そうではない場所は一泊で大体Rp100.000(約1,000円)ぐらい必要です。 私も大学生の頃にコスに住んだことがあります。大学から散歩3分の距離で、朝7時の授業がある日は6時50分に起きても全然平気でした。女性専用コスで、施設も悪くないですが、部屋が狭くてエアコンがないため(小さい扇風機を買いました)値段がとても安かったです。ネット接続は別料金で2,000円ぐらいかかりました。コスの周りはレストランなどがたくさんありましが、私はデリバリサービスをよく利用しました。ちなみに、私のコスには無料ランドリーサービスもあったので、とても便利です!ただ、自分の服にちゃんと名前を書かないと無くすこともあります。コス生活はとても楽で、同じコスに住んでいる人たちとリビングでお話をしたりすることもできるので、とても楽しかったです。 いかがでしたでしょうか? 質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアの移動手段について Salam Kenal INDONESIA! Vol.12

  みなさん、こんにちは!ヘレナです。 日本からインドネシアへの直行便が最近増えてきましたね。成田からジャカルタの直行便の中には、オフシーズンになると往復で5万円もかからない航空会社もあります。今回はインドネシアにある移動手段、主に交通手段についてご紹介したいと思います! インドネシアの交通手段 インドネシア国内の移動手段は、短距離だとバイクや車、長距離だとバスや電車、フェリー、そして飛行機があります。大体のインドネシア人は距離が短くても乗り物で移動します。インドネシア人の普段使っている乗り物はバイクと車です。インドネシアでは1家族あたり、最低バイク1台と車1台があるのは当たりまえです。 都会だと、車とバイクの数が多すぎて渋滞を避けることができない状態です。特にジャカルタは、片道1時間は普通で、ひどい時は5キロメートルの距離でも車で1時間かかることがあります。渋滞や距離が長いという問題がある中、目的地まで出来るだけ早く到着したいですね。インドネシアにはマイカーやマイバイクだけでなく、他の交通手段もたくさんがあります。時と場合によって自分に一番合ってる手段が選べます。 バス ジャカルタだと、トランスジャカルタという特別なバスがあります。トランスジャカルタにはトランスジャカルタ専用レールがありますので、渋滞なしで移動ができます。トランスジャカルタは定額制料金なので、どこまで乗っても片道Rp.3.500(約30円)です。トランスジャカルタはジャカルタ市内とジャカルタ周辺の都市圏のボゴール、デポック、タングラン、そしてブカシのみでの走行となっています。他の都市への移動は普通のバスを使います。 写真:トランスジャカルタ   写真:ジャワ島からスマトラ島行きバス トランスジャカルタの他にも他のバスがたくさんあります。隣の島まで走るバスもあります。そのバスに乗れば、途中でフェリーに乗ります。料金は距離によって異なります。例えば、ジャカルタからスマトラの一番奥まで行こうとするとRp.530.000(約5000円)かかります。バスの中にエアコン、そしてトイレも付いてます。 タクシー 写真:ブルーバードグループのタクシー インドネシアで一番になっているタクシー会社はBlueblird Group(ブルーバード・グループ)です。ブルーバード・グループは他のタクシーより値段がやや高いですが、サービスで評判がいいです。ブルーバード・グループに所属している一般タクシーは2つあります:Bluebird (ブルーバード)とPusaka(プサカ)です。 一般タクシー以外に、プレミアムタクシーやリムジンもあります。このラインアップはブルーバードグループだとSilver Bird(シルバーバード)と言います。値段は一般的なブルーバードより結構高いのですが、車の種類や運転手のサービスも一般タクシーと比べてより良いサービスをしてくれます。インドネシアのタクシーは基本料金70円からですが、プレミアムタクシーは450円からです。 ブルーバード以外のタクシー会社も、もちろんあります。最近都会で見かけるのは、オンラインタクシーであるGrab TaxiとGoCarです。以前インドネシアに住んでいた時は良くGoCarを利用しました。GoCarはGoJekという人気サービスの一部です。GoCarはアメリカのUberと同様に、配車する車を決めるにはスマホアプリを使用しなければなりません。値段はブルーバードより安いが、ピークの時間だと値段が高くなり、その時はブルーバードと値段がほぼ同じです。ちなみに、GoJekのGoCar機能でブルーバードタクシーや他のタクシーを配車することもできます。その時の料金はGoJekアプリに表示される料金で支払いをします。 オジェック(Ojek) オジェックはバイクタクシーとのことです。オジェックは他の交通手段より一番危ないのですが、一番早いです。どうして一番危ないかというと、オジェックドライバーは出来るだけ早いルートで行こうとしているので、狭くて誰も通ってない道を通ることが多いです。大体のオジェックドライバーはその街に住んでいる人で、近道がちゃんとわかっています。 写真:オジェック オジェックに乗る前に目的地までの料金を聞くことが大事です。値段を確認してから乗らないと、目的地に到着したらすごく高い料金になる可能性があるからです。オジェックドライバーに値段を聞く時は「Dari sini sampai ○○(目的地)harganya berapa ya?」(ここから目的地まで料金はどのぐらいかかりますか?)と言います。そのあと、すぐ料金を言うドライバーはほとんどですが、「Memang biasanya berapa?」(普通はどれぐらいと思いますか?)と言っている怪しげなドライバーもいます。そういう時は他のオジェックを探した方がいいと思います。 インドネシアではオンラインオジェック会社は2つあります:GoJekとGrabです。個人的には、オンラインオジェックを利用するのが一番楽だったので、よく利用しました。料金も距離と移動時間を含めて乗る前にアプリでチェックすることができます。そして、そのアプリでオジェックドライバーの名前や電話番号も書いてありますので、とても安心です。ちなみに、オンラインオジェックは距離制限(25KM)があります。 アンクタンコタ(Angkutan Kota) 写真:アンクタンコタ アンクタンコタというのは乗り合い自動車とのことです。インドネシア人は省略が好きなので、アンクタンコタのことはアンコット(Angkot)と言います。アンコットは決められたルートしか走りません。アンコットは大体ワンボックス車ですが、中古車でもあるため、普通の車よりボロボロな状態が多いです。そのためでも料金が安いです。 アンコットは決められたルートにしか走りません。ルートにより、車に番号シールやカラーコードがついてあります。アンコットの料金はルートにより異なりますが、短距離だとRp.3500(約30円)ぐらいです。 電車 写真:インドネシアの電車(※インドネシアでの風景です!) インドネシアの電車はほとんど日本から購入した車両を使っています。。特に首都ジャカルタのコミュターラインは日本の中古電車を使用しています。電車は他の交通手段より値段が安く、渋滞もないので目的の駅まで早く到着することができます。ただ、インドネシアでは首都のジャカルタでも駅の数が多くないです。家から駅まで歩ける距離ではなくて、駅まで行くのに大体オジェックを利用します。料金は市内だと最大Rp.13.000(約130円)で、長距離はRp.75.000(約750円)からです。   バジャイ(Bajaj) 写真:ジャカルタのバジャイ 写真:最新型バジャイ バジャイというのはアジアで良く見られる三輪タクシーとのことです。バジャイはルートが狭いがタクシーより値段が安く、オジェックより安全です。値段は一人当たりRp.5000(約50円)です。バジャイ一台で3〜5人まで乗ることができます。 ベチャ(Becak) 上記に書いてある以外で、インドネシアには伝統的な移動手段もあります。昔からあり、今でもよく利用されているのはベチャです。ベチャはバジャイのより古いタイプの乗り物です。バジャイはモーターで動きますが、ベチャは完全人力で動きます。ベチャを運転するのは高齢男性が多いですので、遠くてもマックス3キロの距離しか走りません。 写真:次の客を待っているベチャドライバー 写真:バイクベチャ ベチャは運転手以外二人しか乗れませんが、子どもがいる時はお母さんの膝に乗せることで三人で乗ることができます。値段はオジェックと同じく、乗る前に確認することが大事です。私がいつもやっていることは、先に値段を確認して、もし目的地までの道が悪かったり、急に雨が降ったり、天気がとても暑かったりしたら料金を20%ぐらいあげます。 ベチャは地域によって形が変わったりします。例えば、2番目の写真のように、バイクベチャというのはスマトラ島にあるベチャです。特に北スマトラには、完全人力ベチャはありません。バイクだとスピードも速いし、ドライバーさんの体力も完全人力よりは楽ですね。バイクベチャは完全人力ベチャと比べて料金はそんなに変わりません。 デルマン(Delman) ベチャの他にも、時々街中に見かけるのはデルマンです。デルマンはインドネシアの伝統的な馬車とのことです。デルマンは、ジョグジャカルタとか、ジャワ中心部では一般人が日常に使う交通手段の一つだが、ジャカルタだと観光客を得るために走っています。 写真:デルマンで学校を通っているインドネシア人の中学生(写真の右側)...

Warungについて Salam Kenal INDONESIA! Vol.11

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 前回はインドネシア人が好きなお菓子についてご紹介させていただきました!今回はお菓子などが販売されている場所:Warung(ワルン)についてご紹介したいと思います。 Warungとは? 写真:Warung Kopi インドネシア語で「Warung(ワルン)」というのは日用品を販売する小さなお店のことです。ワルンに販売されている物はスーパーやコンビニなどと比べると安いです。ワルンはお菓子からタバコ、サンダルまで販売されています。見た目は日本の露店に似ており、お店の機能としてはコンビニに近いです。   タバコだけを販売するワルンは「Warung Rokok(ワルン・ロコまたはタバコの店)」と言います。インドネシアでよく見かけるワルンは「Warung Kopi(ワルン・コーヒーの店)」です。ワルン・コピに販売されているのはコーヒーだけではなく、揚げ物やインスタントラーメンも販売されています。 写真:一般的なワルン 暇な時はよくワルン・コピで友達と一緒にコーヒーを飲みながらお話しをするのが好きなインドネシア人が多いです。ワルン・コピはインドネシアにたくさんありますので、例えばバイクで移動中の時に雨が急に降り始めた時、みんなよく近くのワルン・コピで雨宿りします。ワルン・コピで販売されているコーヒーは大体インスタントコーヒーで、値段もとてもお手頃です。 Warung Indomie インドネシアで一番人気インスタントラーメンはIndomie(インドミー)です。インドネシア人はこのインドミーが大好きで、インドミー専用のワルンがたくさんあって、その名は「Warung Indomie (ワルン・インドミー)」と言います。 写真:ワルン・インドミー このワルンにはいろいろな味のインドミーが販売されています。ワルン・インドミーで販売されているものはインドミーだけでなく、他のメニューもあります。例えばインドネシアのかき氷や野菜と果物ジュースなども販売されています。値段はとても手頃で、一人あたりでRp.20.000(約150円)ぐらいでお腹いっぱいになります。 現在のワルンについて インドネシア人にとってワルンは古いお店というイメージが強いです。最近の現代人にインドネシアの伝統的なものを学べるように昔からあるものをモダンなバージョンにすることが多いです。ワルンもこの一つでもあります。 写真:現代のワルン・インドミー 値段的には古いワルン・インドミーの方が随分お手頃なんですが、その割にモダンワルン・インドミーは場所が綺麗でメニューのバリエーションも沢山あります。 コンビニは? インドネシアでもコンビニがあります。ただ、都会だとコンビニが沢山ありますが、田舎だと少ないです。この5年間は田舎でもコンビニが増えてきましたが、都会ほどではないです。 写真:インドネシアのコンビニ「Indomaret」の外見 写真:コンビニのレジ 写真:インドネシアコンビニの内見 インドネシアのコンビニでは日用品だけでなく、ATMやトイレもあります。プリンターやコピーマシンはありませんが、最近だとコンビニ払い用のマシンがあります。都会のコンビニだと、コンビニの中にイートインコーナーもあります。私が通っていた大学の近くにあるIndomaretは、2階建てで、2階はイートイン専用となっています。その他には、Indomaretカフェーもあります。大学生はそこでよくコンビニで買ったお弁当を食べてます。 以上、インドネシア人がお菓子を買う場所「Warung(ワルン)」をご紹介させていただきました。 いかがでしたでしょうか?ご紹介したように、Warung(ワルン)はインドネシア人の暮らしに欠かせないものとなっています。最近はコンビニも増えてきたので、今後Warungがどのように変化していくのか気になるところです。 質問があるかたやインドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。  

インドネシア人が好きなお菓子について Salam Kenal INDONESIA! Vol.10

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 小腹が空いているときにお菓子が食べたくなりますね。私が読んだ記事では、日本で一番売れているお菓子はカルビー株式会社の「じゃがりこ」と書かれていました。確かに美味しいですね!私もじゃがバター味のじゃがりこが大好きです。今回のコラムにはインドネシア人が好きなお菓子、そしてインドネシアで人気のあるお菓子についてご紹介したいと思います! お菓子を買う理由 インドネシア人はお菓子が大好きです。小腹が空いてる時だけでなく、くつろいでいる時や食後でもお菓子を食べています。テレビで流れているCMも大体お菓子のCMです。特に子供が見る時間になるとお菓子のCMばかり流れています。インドネシア人はほぼ毎日お菓子を食べています。大体家にいる時が一番お菓子を食べているようです。 弊社では「お菓子について」のアンケート調査を行いました。その中で、「お菓子を買おう!と思った理由」について聞いたところ「味が好き」が一番の理由になっていました。その次は「値段」と「食べやすい大きさ」でした。インドネシアでは味が濃い料理が多いです。濃い味に慣れているのでインドネシアでは濃い味のお菓子がたくさん売っています。 さて、インドネシアではどのようなお菓子が販売されているかをチェックしてみましょう! インドネシアで人気があるお菓子BEST 3 インドネシア人はチョコレートが大好きです。インドネシアではSilver queen(シルバークイーン)というチョコレートバーが一番人気です。Silver queen(シルバークイーンはインドネシア産カカオを使用して作られています。チョコレートの中にうすしお味のカシューやライスクリスプが入っています。 写真:Silver Queen(シルバクイーン)カシュー入りのパッケージング 写真:Beng-bengのパッケージング   そして、Beng-bengというのもあります。私も子供の頃からすごく大好きなお菓子です。 Beng-bengはインドネシアのMAYORAというお菓子の会社が販売しているお菓子です。インドネシア以外、タイやフィリピンにもBeng-bengが販売されているようです!   チョコレートの次に人気があるお菓子はせんべいです。インドネシア語だと「Kerupuk」(ケルプック)と言いますが、インドネシア人はこれが好きすぎて白米などと一緒に食べてます。 ケルプックは甘い味、塩辛い味、甘苦い味など色々なケルプックの種類があります。私は「Kerupuk Putih」(ケルプック・プティ:白いせんべい)が一番好きです。ケルプック・プティの原料はタピオカ粉です。スープやカレーと一緒に食べるととても美味しいです。何よりも麺との相性は抜群で、一緒に食べると本当においしいです! 写真:Kerupuk Putih(ケルプックプティ) Kerupuk Putihの他にも様々なケルプックがあります。例えば日本のえびせんに味が似ているKerupuk Udang(ケルプック・ウダン:海老のせんべい)があります。 インドネシア料理のお店にナシゴレンを頼めば大体おかずにケルプック・ウダンが出ています。 写真:ケルプック・ウダン 次にインドネシアで人気のあるお菓子はチップスです!インドネシアではチップスの種類がたくさんあります。よくあるチップスはポテトチップス(Keripik Kentang)とキャッサバチップス(Keripik Singkong)です。 写真:キャッサバチップスの荷車 キャッサバチップスは荷車で販売されています。作り方も簡単です:キャッサバを丸く薄切りにして、お水に一旦沈みます。30分ぐらい立てたら、水を切り、そのままディープフライします。カリカリになったら油をちゃんと切ってから台に乗せ、味見をします。街でよく売っているキャッサバチップスは甘辛い味と、塩・砂糖味です。キャッサバはポテトと比べて身が硬いので、チップスにしたら気をつけて食べないと口の中を切ってしまうこともありますので、必ず気をつけて召し上がってくださいね。 そして、この数年間大人気になっているお菓子はこのMakaroni Ngeheです。このマカロニスナックは1袋でRp.10.000(約100円)で販売されています。 写真:Makaroni Ngehe 辛い味が特徴になっているMakaroni Ngeheはジャワ島によく販売されています。辛さにはいくつかのレベルがあります。インドネシア人は、このマカロニで自分がどの辛さレベルまで食べられるか挑戦して楽しんでいます。 以上、インドネシア人が好きなお菓子をご紹介させていただきました。 いかがでしたでしょうか?インドネシアのお菓子に出会う機会がありましたら、ぜひ食べてみてくださいね。 質問があるかたやインドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシア人の休日の過ごし方について Salam Kenal INDONESIA! Vol.9

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はライターのレズキーさんと一緒にインドネシア人の休日の過ごし方についてご紹介したいと思います。 インドネシア人の休日の過ごし方 みなさんは普段どうやって休日を過ごしていますか?通勤や通学、平日に頑張ったご褒美に休日を満喫したいですね。 インドネシアでは国が決めた休日が2種類あります:国民の休日と国民の祝日です。インドネシア人は普段土曜日と日曜日に学校や仕事をしません。特別なケースもありますが、大体の学生や社会人はお休みです。月曜日から金曜日まで学校や仕事で忙しくしているので、週末はリラックスしたいという意見が多いようです。 2018年のインドネシアの休日は全部で24日間あります。。国民の祝日が16日間、残りの8日間はイスラム教の断食明けとクリスマスの有給休暇です。イスラム教の場合、表にある2018年の祝日は全部で21日間ありますが、さらに、ラマダンの前後に3日間の休暇が追加されるので、全体で24日間のお休みとなります。キリスト教の場合、ラマダンの時期に働く人もいますが、休む人もいます。選択は自由です。また、国民の祝日が日曜日にあっても、日本のように振替休日はありません。 写真:2018年インドネシアの祝日まとめ 休日の過ごし方はみんなそれぞれです。家族や友達と旅行に行ったり、映画館で映画を見たり、最近流行りのレストランに行ったり、みんな自分のペースで休日を過ごしています。独身の人は友達と一緒に過ごすことが多いようです。 今回は独身であるディタさんと、1歳6ヶ月子供がいるヴェラさんの休日について聞いてみました! ディタさんにとって休日は行けるところまで行きたいという絶好のタイミングだそうです。三連休や有給休暇の時期になると、国内旅行をするのが趣味らしいです。週末は大体友達と一緒に最近流行りのレストランやカフェに行ったりします。 写真:カフェで友達と週末を過ごすディタさん(右) 「国内旅行は両親と一緒に行くのが一番好きです。社会人になって、会社の近くで一人暮らしていますので、時間があれば実家の人たちと一緒に休みの日をゆっくりすごしたいです。それで、国内旅行して、お金がある時はいつもより良いホテルに泊まったりします。 写真:友達と旅行中のディタさん(右から2番目) 写真:友達と旅行中のディタさん(右から2番目) 友達と一緒に行く旅行は場合はスケジュールが詰まってるので、あまりゆっくりは出来ませんが、それもそれで好きです!いつも新しい思い出が出来るのでとても楽しいです。」 旅行が好きなので、ディタさんは旅行の為に貯金をします。週末にジャカルタの近くで旅行をするとホテル代はRp.1.000.000(約8500円)を用意し、食事など含めてRp.2.000.000ぐらい用意するそうです。もう少し長い休日で遠い場所まで旅行に行ったら、ホテル代だけでRp.2.500.000ぐらい用意するそうです。 ディタさんにとって休日を思う存分に楽しむ事が平日の自分に影響するようです。旅行が終わって会社に戻ったらまた100%仕事が出来るように休日を精一杯楽しむのがディタさんの方針だそうです。 写真:プールで家族と一緒に週末を過ごしているヴェラさん① 一昨年子供が生まれたヴェラさんはディタさんと同じく、休日を大事に使いたいと思っているようです。ヴェラさんもヴェラさんの旦那さん、二人とも平日に通勤するため、子供と一緒に過ごす時間が少ないです。 「休みの日はできるだけ子供と一緒にいたいです。旅行へ行ったりするときは子供が楽しめる場所をいつも優先にします。 子供が生まれる前は、夫と一緒に流行りのカフェや映画館でデートをしていました。最近は流行りのカフェやレストランに行きたい気持ちはまだありますが、とにかく子供を連れて行っても楽に過ごせる場所をいつも探しています。プールへ行ったり、遊園地に行ったり、意外と理想の場所を見つけるのはそんなに難しくなくて嬉しいです。」 写真:プールで家族と一緒に週末を過ごしているヴェラさん② ヴェラさんの休日のポリシーは、休日の最後を家に過ごすことです。土曜日に出かけたりしたら、日曜日は家で映画を見ます。クリスマスと年末年始に10日間の休みがあれば、せめて最後の日は家でゆっくり過ごすそうです。子供以外のことに気をそらずに過ごしたいので、そのポリシーを決めたようです。 人により休日の過ごし方が様々ですね。自分のペースで気持ちをリセットして、次の平日に向かいます。以上がインドネシア人の休日の過ごし方でした。 いかがでしたでしょうか。次回はインドネシア人が好きなお菓子についてご紹介します! インドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシア人の平日について Salam Kenal INDONESIA! Vol.8

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はライターのレズキーさんと一緒にインドネシア人の平日についてご紹介したいと思います。 インドネシア人の平日 インドネシア人の平日は日本人の平日とほぼ同じです。学生は朝学校へ行き、会社員は会社へ行きます。 会社員は朝9時から午後17時まで仕事をしています。ラッシュアワーを避けたい会社は普通より30分早く営業を初めて、16時半に営業を終了します。 学生は朝7時から学校が始まります。7時から10〜15分ぐらいホームルームを行い、7時15分からは普通の授業が始まります。授業時間は45分単位で、だいたいの科目は2時間連続で授業をします。 写真:インドネシアの学生 服装について 学生は制服を着て通学します。小学生は白いシャツと赤いズボンやスカート、中学生は白いシャツと青いズボンやスカート、高校生には白いシャツと灰色のズボンやスカートを着て通学します。そして、週一ぐらい学校のバティック(インドネシアの伝統的な衣装)を着なければなりません。バティックは学校によりデザインが異なります。 会社員は制服が決められている会社もありますが、大体の会社はTシャツとサンダルでなければOKです。靴は、小学校から中学校まで白い靴下で黒い靴を履きます。 写真:インドネシアの会社員 通勤&通学 通勤や通学に必要な時間は平均30分から1時間です。大体のインドネシア人は家から近い学校を選んでいます。ジャカルタのような大きな街に通勤しているインドネシアの会社員は渋滞を防ぐため2〜3時間早く家から出るようにしているか、会社の近くにコス(賃貸物件)を借りるようにしています。ラッシュアワー時のインドネシアの駅は日本のラッシュアワーに似ていて、人が多いです。 写真:ラッシュアワー時のブカシ駅(ジャカルタ行き) ジャカルタのような都会に通勤しているインドネシア人にとって朝と夕方の交通渋滞がとても疲れるようです。デザイン関係会社やスタートアップ会社は出社時間は決めませんが、1日の営業時間は8時間でないといけないルールを決めました。このような会社に働いているインドネシア人は、昼12時に出社し、夜8時に帰宅すれば交通渋滞無しで通勤が出来ます。営業時間がフレキシブルな会社も最近増えてきました。例えば、1日に12時間も営業をしたら、次の日に5時間営業して帰宅してもOKな会社があります。 写真:昼頃のジャカルタの道 ランチ 一部の学生は家からお弁当を持って学校で食べますが、大体の学生は学校の食堂で昼ごはんを食べます。食堂は室内だったり室外だったり、学校によって違います。学生が多いと室内の食堂も室外の食堂も持っている学校があります。学校でよく販売されている食べ物はミーゴレン、ナシゴレン、ミーアヤム(台湾風ラーメンに似ているインドネシアの麺料理)、ソト・アヤム、そしてシューマイです。 会社員には会社の食堂もありますが、最近はデリバリが多いです。都会に働いている人たちはゴジェックで食べ物をオーダーすることができますので、とても便利ですね。インドネシアでは金曜日にいつもと比べて昼休みが長いです。ショッピングモールの近くで働いてる人は同僚や友達と一緒にモールで食事をしたりしています。 帰宅 学生には15時半に学校が終わります。放課後にはクラブ活動をしたり塾やレッスンに行ったり、何もせずにすぐ家に帰る学生もいます。インドネシアの学生はほとんどバイトしません。実家がお店を営んでいる学生だと放課後、お店の手伝いをします。私がまだ学生だった頃、小学校から高校までずっと英語レッスンや音楽教室に通っていました。中学校3年生と高校3年生の時は全国統一卒業試験特別レッスンに通っていました。学校が終わってからレッスンが始まるまで少し空き時間があり、その空き時間は友達と一緒にご飯を食べたりしていました。レッスンが終わって、家に着くのは大体18時頃です。そのあとは少し休憩して、夜は宿題をしてから寝ます。 会社員は大体17時に仕事が終わります。仕事がまだ終わっていない人は、残業表に名前と時間(何時から何時まで残業するか)、そして仕事の内容をちゃんと書かなければ残業代が出ません。ジャカルタに働いている会社員は交通渋滞を防ぐために帰宅時間を遅くする人が少なくないです。仕事が終わったら映画を見たり、友達と食事したりします。渋滞がやっと落ち着くのは夜20時頃です。以上が一般的なインドネシア人の平日の過ごし方です。 いかがでしたでしょうか。次回は今回のテーマに少し関連して、ジャカルタの会社員の話をします! インドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシア人が好きな海外の味について(2/2) Salam Kenal INDONESIA! Vol.7

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回は前回の続きでインドネシア人が好きな海外の味についてご紹介したいと思います! 前回はインドネシアで人気がある海外レストランについてご紹介させていただきました。今回はインドネシア人が家で使っている海外の調味料についてご紹介します! 海外の調味料 海外料理のお店で食べることが好きなインドネシア人が、持っている海外の調味料について調べてみました! グラフ:インドネシアの家にある持っている海外の調味料 500人の内、一番多かったのは日本の調味料を持っているという答えでした。そして2番目に多かったのは、どこの国かわからないけれど海外の調味料を持っているという回答でした。この結果を見ると、どの国であるかより、味がおいしければインドネシア人は使うということがわかりましたね。インドネシアではコンビニ、スーパー、そして市場で海外調味料を購入することができます。 インドネシアではムスリムが多いため、お酒や豚肉ベースの調味料はほとんど使用されていません。お酒や豚肉ベースの調味料も販売されていますが、パッケージにNon-Halal(ノン・ハラル)という表示を付けければなりません。そして、ノン・ハラル商品はノン・ハラル品専用場所で販売されています。 写真:タイの魚醤 インドネシアのスーパーに海外調味料専用の棚が必ずあります。大体の海外調味料は国内調味料と比べたら値段が高いです。市場では東南アジア系や中華系の調味料は販売されていますが、その他の外国のスパイスは販売されていません。市場で必ず販売している海外調味料は魚醤です。インドネシアにも「Kecap ikan/ケチャップ・イカン」と言われる国内産の魚醤がありますが、タイやベトナム等の海外から輸入された魚醤も普通に売っています。ちなみに、インドネシアの定番料理:ナシゴレンにも魚醤が使われていますよ! 写真:インドネシア人の家にある海外調味料① 写真:インドネシア人の家にある海外調味料② 写真:アヤム・マサク・ケチャップ 日本の調味料だと、醤油と照り焼きソースがよくインドネシア料理に使われています。醤油と照り焼きソースはインドネシア国内にある一般的なコンビニ・スーパーで簡単に見つかることができます。みりんや味噌などもインドネシアで販売されていますが、大きいスーパーまで行かないといけません。。醤油と照り焼きソースはよくAyam Masak Kecap(アヤム・マサク・ケチャップ)という料理を作る時に使用されています。インドネシア人は海外調味料とローカル調味料を一緒に使用し、味が豊かな料理が出来上がります。 私の実家にも醤油だったりトムヤムクンやコチュジャンのペーストだったり、色々な海外の調味料を使っています。もちろん、まだ使ったことがない調味料もたくさんあるので、研究してみたいです。 いかがでしたでしょうか。インドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシア人が好きな海外の味について(1/2) Salam Kenal INDONESIA! Vol.6

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシア人が好きな海外の味についてご紹介したいと思います! インドネシア神は料理をすると、沢山のスパイスを使用しています。毎日の食事が豊かな味に囲まれていますので、インドネシア人の味覚は幅広い範囲に慣れています。それで、インドネシア人は海外料理にとても関心をもっているようになったと言われるんです。このマーケットチャンスがあるので、海外レストランやチェーン店が次々に進出しています。 どんな海外料理がインドネシア人の好みになっているのかを調べてみました。都会では米国ファストフードチェーン店、中華料理店、そして日本料理店が基本的にショッピングモールにあります。 米国ファーストフードチェーン店 インドネシアで一番人気がある米国のファストフードチェーン店はケンタッキーフライドチキンです。その次人気があるのはマクドナルドとウェンディーズです。 インドネシアでは、ファストフードといえばフライドチキンのイメージが強いです。それで、インドネシアのマクドナルドでは、フライドチキンも販売されています。インドネシア人は食事に白米を食べないと食事をした気がしないと思ってる方が多いようで、ケンタッキーフライドチキンにもマクドナルドにもフライドチキンのサイドに白米が販売されています。実はインドネシアのマクドナルドはフライドチキンとバーガーだけでなく、他にもスパゲッティやお粥なども販売されています。 中華料理店 中華料理はインドネシア人にとって馴染みのある味ですのでインドネシア全城に沢山あります。 今回例としてご紹介するお店はDin Tai Fung (ディン・タイ・フォン)です。私自身も良く行っているお店ですが、料理の種類は多くて、味も美味しいと思います。お店の一押しになっている一品は小龍包で、値段は500円ぐらいです。 日本料理店 一般的なインドネシアのショッピングモールで必ず客が並んでいるのはSushi Teiという日本料理屋さんです。Sushi Teiはお寿司だけでなく、丼物や鍋物などもあります。お店の雰囲気もちゃんと日本らしくしています。ただ、味としてはやはりインドネシア人の味覚に合うようにしています。Sushi Teiではサービスとして飲み物(冷たいや温かいお茶)をもらえます。 最近は、韓国料理店も増えて来ました。テレビドラマから入った韓国の文化ですが、今は当たり前のように韓国料理店が沢山あります。韓国料理のお店といえば、Hang Gangという焼肉のお店が一番人気です。 韓国料理は辛いものが多いですね。大体のインドネシア人は辛いものが好きです。辛さのレベルがあって、客が自分でレベルを選んで挑戦するという韓国料理屋さんのシステムはインドネシア人にとって面白いものだと思っているようです。 インドネシア人にとって良いレストランは味の美味しさだけでなく、お店にくるだけで経験になるポイントも求められています。雰囲気やお店のデザインは大事なポイントになっています。ファーストフードチェーン店は席が多くて、ゆっくり食事ができる、そしてメニューの幅広さが求められているようです。メニューのチョイスが多いレストランも評判が良いです。 いかがでしたでしょうか?次回は今回の続きで、インドネシア人が好きな海外の味、家で実際に持っている調味料についてご紹介したいと思います! そして、インドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシア人のスマートフォンについて Salam Kenal INDONESIA! Vol.5

みなさん、こにちは!ヘレナです。 今回はインドネシア人のライターのレズキーさんと共にインドネシア人が選ぶスマートフォンについてご紹介したいと思います。 現代、スマートフォンは毎日の本質的なアイテムですね。発展途上国民のインドネシア人はスマートフォンに深く関心を持っているようです。スマートフォンの売り上げ率と言うと、2016年末に東南アジア国の中からインドネシアは55%売り上げ率を持っています。 2017年1月のデータによると、スマートフォンの利用率は47%です。インドネシア国民は2.6億人がいるので、スマートフォンユーザーは1.5億人いると言うことですね!インドネシアではソーシャルメディアのアクティブユーザーは1億人ぐらいいます。その中の86% (9千万人)はモバイルユーザーで、男性が一番多いです。 スマートフォンで一番よくアクセスされるソーシャルプラットフォームはYoutube とFacebookです。インドネシア人はSNSにとても関心を持っているようです。SNSの他に、スマートフォンでよくする事はモバイルゲームをやったり、地図を見たり、モバイルバンキングサービスを使ったりします。そして、最近インドネシアでブームになっているのはオンラインショッピングです。   インドネシア人が選ぶスマートフォン さて、どんなスマートフォンがインドネシアで一番人気だと思いますか? インドネシア人が一番選んでいるスマートフォンタイプはアンドロイドです。理由はやはり幅広い価格帯で売っているからだと言われています。それでも、ここ数年はiPhoneユーザーも大いに増えています。 そこで、インドネシア人の友達にスマートフォンについての意見をインタービューしてみました! 一人目はジャカルタにある会社のソーシャルメディアスタッフとして働いているファシャーさんです。ファシャーさんはiPhoneユーザーとしてこう語ってくれました: 「シンプルな機能とデザインがiPhoneの一番いいところですね。アプリが急に落ちたりもしませんし、カメラも結構いい。ソーシャルメディアスタッフとして、大体の仕事はスマートフォンでするから、アプリが落ちたりすると仕事に大変迷惑なんですよね。そして、iTunesで購入した音楽を聞くのも好きです。動画を見たり、ゲームをしたりするのも好きだから、iPhoneの画面で綺麗に映ってることでより楽しめます。」   ファシャーさんは初めてiPhoneを使ってからもう数年間が経ちました。初めてiPhoneを買った時、あまりにも高い値段で驚いたらしいです。 「値段的に言うと、確か大体のアンドロイド携帯や他のスマートフォンタイプに比べると高いですね。でも、品質的にもきっと良いから私は文句無しです。 まあ、でもiDropでデータ送信するのがちょっと苦手なので、もう少しシンプルで他のスマホユーザーにでも簡単にデータ送信が出来たら嬉しいです。」   2人目は、インドネシア人ジャーナリストのギナンジャルさんで、スマートフォンはアンドロイドを選びました。ギナンジャルさんが今使用しているスマートフォンはSONY XPERIA Z5です。価格帯が幅広いだけでなく、iPhoneや他のスマートフォンに比べ、多彩な機能が楽しめるからと言っています。 「アンドロイドは他のスマートフォンと比べたらユーザーフレンドリーですね。使い方も簡単で、オープンソースなところも結構好きです。自分が持っているスマートフォンはフレキシブルでないと、自分的には満足できません。 そして、仕事で国内や海外へよく行きます。その時に携帯を壊したり、無くしたりするから、アンドロイドの値段だと機種変更しやすいと思います。」   スマートフォン以外携帯電話も大人気 インドネシアでアンドロイドとiPhoneを使用してる人が沢山いますが、普通の携帯電話(スマートフォン以外携帯電話)はいまだにも沢山使用されています。値段の安さとシンプルな機能が人気な理由になっています。スマートフォンと普通携帯電話を二つを持っているインドネシア人も少なくありません。 私の母親もスマートフォンと普通の携帯電話を一緒に使っています。スマートフォンでWhatsappを利用して私に連絡をしたり、作った料理をFacebookに投稿したりもしますが、仕事の電話は大体普通の携帯を使っています。普通の携帯電話のバッテリーは長持ちで、熱くなったりもしないから、とても使いやすいだと言っています。   アンドロイドやiPhone、そして普通の携帯電話だけでなく、WindowsフォンやBlackberryを使うインドネシア人もいます。みんなそれぞれの嗜好で携帯電話を選んでいます。インドネシアの人々は日々の活動をサポートできる携帯電話を好み、それが携帯電話を選ぶ時の最大の決め手となっているようです。 いかがでしたでしょうか。インドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。  

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