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インドネシア

インドネシアのオンライン報告ボードについて Salam Kenal INDONESIA! Vol.29

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシア政府が開発しているオンライン報告ボード:Lapor.go.idについてご紹介します! インドネシアは共和国で民主主義に基づく、国の進歩には国民の声や意見がとても重要です。デジタル化しているインドネシアは、インターネットとスマートフォンが生活の一部となっています。インドネシア政府はインドネシアのデジタル化を利用して、より多くの国民の意見を得るのにネット上やスマートフォンから簡単にアクセスできるプラットフォームを作りました。 このプラットフォームは「Lapor!」といいます。「Lapor」は「報告」という意味で、ビックリマークが付いているのは軍人が目上の人に何かを報告をするときに、「報告があります!」という意味があります。このサービスを利用して、政府機関にクレームなどがあれば関連政府機関に管理者を通じて報告することができます。 「Lapor!」は4つの形で作られています: ①Webのhttps://www.lapor.go.id ②スマートフォンアプリ版のLAPOR!(IOS,アンドロイド,BlackBerry) ③SMS:1708 ④ツイッター:@lapor1708 「Lapor!」のWebサービスは、申し込んだ報告やクレームに関する政府機関の対応がだれでも確認ができます。今回の記事はWebのhttps://www.lapor.go.idについてご紹介します。 lapor.go.id https://www.lapor.go.idは2011年に開発されたインドネシアオンライン報告ボードサービスです。このサービスを利用するには、まず新規登録をしなければなりません。新規登録が終わったら、すぐに報告ができます。 報告の流れは以下となります: ユーザーが報告を申し込む→管理者が報告内容を確認する→問題がなければ、そのまま報告書を関連する政府機関に渡す→ 関連する政府機関が反応し、調査が行う→問題を解決し、報告を終了する ユーザーには自分のダッシュボードがあります。そのダッシュボードに、申し込んだ報告を案件ごとに簡単に管理ができる6個の機能が付いています。 ①Tracking ID(トラッキング ID) 報告の申し込みが終わったら、確認画面にトラッキングIDがあります。申し込んだ報告一つ一つが別々のトラッキングIDが付いています。このトラッキングIDは、報告案件のステータスを確認するのに必要です。 ②Notifikasi (お知らせ通知) 申し込んだ報告案件のステータスが変わるたびにお知らせが出ます。このお知らせメニューで今どのステップが行われているかを確認が出来ます。 ③Kolom Tindak Lanjut Laporan(ユーザーと関連する政府機関とのコンタクトボード) これはユーザーと関連している政府機関とやり取りができる機能です。10日間以内にユーザーは政府機関からの回答に返事しない場合、当報告案件が自動的に終了します。 ④Indikator Warna(色通知) 報告案件ごとに色通知が付いています。案件のステータスが変わる次第に色通知も変わります。まだ対応されていない報告案件は赤色、対応中は黄色、そして対応済みの案件は緑色が付きます。 ⑤Statistik(統計画面) Lapor.go.idを応援する政府機関の対応率などの要約は統計画面から確認することができます。 ⑥Anonim&Rahasia(ユーザー情報の未公開選択) 報告案件を申し込むとき、自分の名前やプロフィールに書いてある個人情報は他のユーザーでも見れます。個人情報を見せたくないというユーザーには、ユーザー情報の未公開選択があります。報告案件を申し込んだ時にこの機能を選択すると、安心して報告することができます。 ルール 報告をする際、6つのルールがあります。 ①「Lapor」プラットフォームのから報告を申し込むこと(ウェブサイト、アプリ等)。 ②時間順、明確で完備した情報を報告すること(5W1H)。 ③時間と場所をちゃんと記録すること。 ④標準インドネシア語で報告すること。 ⑤できれば写真等の証拠があれば提供すること。 ⑥ツイッターで報告をする際はハッシュタグ「#LAPOR」を付けること。 この5つのルールで報告すれば、内容の確認も早くなり、政府機関もより早く回答出来ます。申し込んだ報告書の内容が確認されるのに長くても3営業日でできます。申し込んだ報告書が関連する政府機関に届いたら、報告内容の重大さや危険性によって対応期間が異なります。まず、危険性が低いものは最大5日間で対応します。危険性が中レベルぐらいのものは最大14日間で対応します。そして重大で危険性が高いものは30日間で対応します。 最後に、関連する政府機関が対応した案件に満足度をつけて、問題が解決できたらそのまま管理者かユーザーが案件を終了することができます。もしユーザーは関連する政府機関の対応に不満があれば、解決できるまでコンタクトボードからやり取りができます。ただ、その不満を論理的に伝えなければ、管理者が一方的に報告案件を終了する場合もあります。 Lapor.go.idを応援する地方政府機関は現在まだ少ないです。それはジャカルタ首都政府機関、西ジャワのKota Bandung地方政府機関、東ジャワのKabupaten Bojonegoro地方政府機関、、スマトラ島中心部にあるRiauのKabupaten Indagiri Hulu地方政府機関、そしてスラウェシ島北部GorontaloのKabupaten Gorontalo地方政府機関の5ヶ所です。これからもっとたくさんの地方政府機関がこのサイトの応援をするのにこのサービスの開発は続いています。   いかがでしたでしょうか? 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアのチャットボットついて Salam Kenal INDONESIA! Vol.28

みなさん、こんにちは。ヘレナです。 今回はインドネシア、インドネシアのチャットボットついてご紹介します! インドネシアでビジネスをするには、リアルタイムでカスタマーとのコミュニケーションが最近とても重要なポイントの一つです。特に電子商取引では営業時間内に素早いなレスポンスをしないと、客が離れていきます。レスポンスが速いだけでなく、電話やチャット形式のような馴染みのあるものが評判がいいです。 写真:Simsimiのキャラクター チャットボットは2012年に初めてインドネシアで一般的に使用されました。当時はSimsimiというチャットボットがいつでもお話ができるロボット友達として紹介されました。Simsimiは高校生から大学生にとても人気でした。いつでもお話ができて、ジョークもできるので,、学生にとても人気です。 写真:インドネシア語でやり取りをするSimsimi 現在は、チャットボットをビジネスのカスタマーサポートとして取り込んだ会社は増えてつつあります。チャットボットを使用するにあたって、24時間リアルタイムでカスタマーサポートができる、まさに今のインドネシアのカスタマーが求めているものです。チャットボットはWEBかIM、どちらも効果的ですが、インドネシアではFacebookの利用者が多いので、Facebook Messangerでチャットボット機能を付ければユーザーの声が簡単に手に入れられます。 写真:ジャカルタ南部入国管理局のチャットボット付きWhatsappサービス。 登録番号を配信したらパスポート手続きに関する情報が自動的に送られます。 チャットボット機能を利用するインドネシア公的機関も増えています。インドネシアではWhatsappの利用者が多く、Whatsappでチャットボットの機能を付けて営業することも最近増えています。個人的にチャットボット実行にとても関心しているのは入国管理局はチャットボット付きのWhatsappです。入国管理局は、パスポートの更新などの用事があると、決められたWhatsapp番号に登録番号を送ればパスポート更新の手続きに関する情報がすぐにわかります。 写真:Bogor(西ジャワにある都市)の入国管理局のチャットボット付きWhatsapp パスポートに関する問い合わせ一覧メッセージ 手続き管理だけではなく、問い合わせも簡単にできます。西ジャワのBogorでは、決められたハッシュタグをBogorの入入国管理局Whatsappに送ると、知りたい情報がすぐにわかります。例えば、「#biaya」を配信するとパスポート新規登録や更新にかかる料金の情報が出てきます。 このサービスは、全ての入入国管理局に実施しているサービスではないので、これからもっと多くの入国管理局や他の国の施設のシステムにチャットボットが実行されたらより便利になりそうですね。 いかがでしたでしょうか? 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

ジャカルタの渋滞対策について Salam Kenal INDONESIA! Vol.27

みなさん、こんにちは。ヘレナです。 今回はインドネシア、主に首都のジャカルタの渋滞対策についてご紹介します! 世界の渋滞がヒドイ町ランキングの15位はジャカルタだと言われています。ジャカルタの渋滞がひどすぎて、特にラッシュアワーには30分に到着できるような場所でも1時間以上かかることは普通です。ジャカルタの渋滞は予想できないので、出社などに遅刻しないように移動時間に1〜2時間余裕を持つようにしている人が多いです。2017年のデータによると、渋滞による街の損失は67.500.000.000.000ルピア(約5000億円以上)でした。渋滞の大きな原因は3つあります:自動車の数が多すぎること、運転している人がルールを守らないこと、そして町の設備の障害です。 ジャカルタの渋滞対策 Three-In-One 写真:Three-In-Oneエリアの入り口 都民の生活が少しでも楽になるように政府は色々の渋滞対策を試していました。昔はThree-In-Oneシステムという、1台の車で3人乗車しなければならないシステムがありました。Three-In-Oneは2003年から2016年まで、13年間行われました。このシステムはラッシュアワーの時間帯に行われ、午前7時から10時まで、そして午後16時から19時までです。 写真:子供を連れてJokiとしてバイトしている女性達 最初的にはThree-In-Oneはとても効果がありましたが、いくつかの問題で政府はより良いシステムを計画しました。Three-In-Oneに対する一番の問題はこのシステムを自分の利益にしようとしている都民の行動でした。Three-In-Oneエリアに入る前に立って、3人以下乗車の車が通れば自分も乗り込んで、最後的に200円ぐらいの料金を貰うという問題です。この人たちは「Joki(ジョキ)」と言います。政府が決めたシステムを違反だけでなく、知らない人が車に入り込む為、殺害などの問題も増えて来ました。それで2016年に、当時のジャカルタ特別州知事のバスキ・プルナマはThree-In-Oneを止め、Ganjil Genapという新しいシステムを作りました。 Ganjil-Genap 写真:Ganjil-Genap入口の前にナンバープレートをチェックする警察 Ganjil(奇数)Genap(偶数)は日付と車のナンバープレートの最後の一桁の数字で道が限られているというシステムです。このシステムは交通機関には当てはまりません。例えば本日9月4日だとナンバープレートの最後の一桁の数字が偶数の車しかその道を通ることができません。このシステムに当てはめられた道はジャカルタの一番渋滞がヒドイ道のJalan Jendral SudirmanとJalan Gatot Subrotoです。奇数のナンバープレートの車と偶数の車は数がほとんど同じく、車の数を減らすのに効果的だと思われています。 写真:Ganjil-genapのルールを違反する現場 このシステムは平日の午前7時から10時、そして午後16時から20時までの二つの時間帯に分けられています。このシステムを違反する人には2ヶ月逮捕またはRp500.000の罰金が決められています。ただ、特別なイベント用に特別にこのシステムが使用される場合もあります。例えば2018年アジア大会のような特別なイベントが行われる時にイベントが最後まで順調にできるようにGanjil Genapが利用されました。今年のアジア大会はかなり大幅な道がこのシステムにしました。2018年のアジア大会はラッシュアワーの二つの時間帯だけでなく、平日の午前6時から午後21時までの15時間行われました。アジア大会特別Ganjil Genap制度は8月1日から10月13日までです。 Contra-Flow 写真:Contra Flowは空いている道の一部を利用する もう一つの渋滞対策はContra Flowというシステムです。Contra Flowは高速道路にしか使用されていません。Contra Flowは空いている道の1部分を取り、渋滞している道をもうすこし広くするというシステムです。このシステムは平日午前7時から9時までの間に行われます。 この3つの渋滞対策が順調に行われるのに、道に警察が沢山観察しています。例えば、高速道路のゲートの前、高速道路の出口、などです。Three-In-One, Ganjil Genap、そしてContra Flow、3つの渋滞対策が現在実施されていても、車の数も増えている一方で、渋滞はすぐには解決できない様子です。もしかしたらジャカルタ都市民がマイカーやマイバイクではなく、交通機関で通勤や移動をしたら、町の渋滞が減る可能性があると思います。   いかがでしたでしょうか? 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアの学習アプリについて Salam Kenal INDONESIA! Vol.26

みなさん、こんにちは。ヘレナです。 今回はインドネシアの学習アプリについてご紹介します! インドネシアのデジタル化はとても早いペースで進歩しています。インドネシア人口の半分以上はインターネット利用者で、その60%ぐらいはスマートフォンでインターネットに繋がっています。現代のインドネシア人にとってスマートフォンは生活の一部で、生活から離せない物となっています。 インドネシア人では、未成年の方や幼稚園児でもスマートフォンやタブレットで遊ぶのは一般的です。特にインドネシア首都のジャカルタにあるショッピングモールのレストランに行けば、スマートフォンやタブレットでゲームをしている子供たちは少なくありません。ただ、スマートフォンのアプリやインターネットの内容は全て子供向けのものだけではありません。この事ついてインドネシア社会は国の文部科学省も含めてとても意識しています。 そのため、インドネシアでは教育を応援するアプリは最近たくさん登場しています。子供向けだけでなく、大人でも新しいスキルやスキルアップするためのアプリも増やしています。教育アプリに対してインドネシア社会の反応は積極的です。スマートフォンはインドネシアの子供にとって「楽しい物」として意識されています。「楽しい物」を利用すると、勉強は苦痛ではなくなるとと考えられます。私の妹が通っている学校はこの意見に賛成する学校のひとつです。妹の学校はアプリを開発して、そのアプリで宿題を出すようにしています。 私も数年前、新しい資格を取るのにCourseraオンラインコースに通いました。CourseraはWEBだけでなく、スマートフォンアプリもあります。いつでもどこでもスマートフォンから授業を受ける事ができるのはとても便利だと感じていました。Courseraはインドネシアのアプリではないので、インドネシア語で学ぶ事は出来ませんでしたが、最近はインドネシア語で開発された学習アプリもたくさん登場しました。 写真:Ruangguruの画面 インドネシア国内に開発されたたくさんの学習アプリの中から、Ruangguruというアプリがあります。Ruangguruは小学生、中学生、そして高校生専用のオンライン塾として紹介されました。インドネシアの学生は放課後に塾やレッスンに通う事が多いです。午後3時に学校が終わって、塾やレッスンに通う事で家に帰るのが遅い学生たちもすくなくないです。オンライン塾サービスを利用すると、家でゆっくりしながら勉強する事ができるので、学生の健康や精神にもいいと思われます。 写真:Ruangguruのオンラインプライベートレッスン(チャット形式) Ruangguruに登録すると、色々な勉強メニューに参加する事ができます。学校で学んでいる科目の説明ビデオやテストのシミュレーションなどのアクセスができます。たくさんのメニューの中から、プライベートレッスンメニューもあります。プライベートレッスンメニューはマンツーマンのシステムで、より勉強に集中できます。プライベートレッスンメニューはオンラインとオフラインの2択があります。オフラインを選択すると、決められた場所で勉強をします。オンラインを選択すると、どこでも授業を受ける事ができます。オンラインプライベートレッスンはチャットや写真を送ったりします。先生に質問を送ったらすぐに返事が来ます。 写真:Ruangguruの8月から9月までの21日間連続勉強チャレンジ 写真:Ruangguruのアジア大会期間限定のデイリーチャレンジ そしてRuangguruは学生をより楽しく勉強できるのに、デイリーチャレンジやキャンペーンなどを決められた期間にイベントをします。デイリーチャレンジをクリアする時や授業のビデオを12回連続勉強すると、賞を貰えます。賞はプリペイド携帯電話のチャージ1000円分からスマートフォンやタブレットなどがあります。Ruangguruのシステムはインドネシアの政府にも認められていますので、最近はとてもススメられています。実際インドネシアのApple Storeでもオススメのアプリリストに入っています。これからもRuangguruのようなインドネシア人の教育を応援するアプリがたくさん登場するだろうと予想されていますが、次はどんなアプリが登場するか楽しみですね。 いかがでしたでしょうか? 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアの家政婦について Salam Kenal INDONESIA! Vol.25

みなさん、こんにちは。ヘレナです。 今回はインドネシアの家政婦についてご紹介します! Pembantuとは? 家政婦はインドネシア語で「Pembantu」と言います。具体的な意味は「手伝いをする人」です。Pembantu以外は、「Asisten Rumah Tanggaを省略してART(日本語:家庭アシスタント)」という名前でも言います。インドネシアの家政婦は年齢は12歳から50歳くらいで、その中から一番多いのは女性です。インドネシアの家政婦は学歴が低い方がほとんどです。 写真:インドネシアの家政婦(赤色Tシャツ) インドネシア、特に都会の人にはは家政婦のニーズが結構大きいです。家政婦のやることは大体料理、家と庭の掃除、洗濯やアイロン等です。ハウスキーパーとして家政婦を一緒に住んでもらうことも少なくありません。田舎の家でも、日帰りの家政婦サービスを利用する家は少なくありません。家政婦は同じ家に住んでいる人と、日帰りの人がいます。一緒に住んでいる家政婦は日帰り家政婦と比べると月給が高いです。 呼び方 インドネシアのお手伝いさんは女性が一番多いです。お手伝いさんを呼ぶ時は、名前の前に必ず敬称を付けます。お手伝いさんの敬称は様々ですが、女性に一番多い呼び方は「Mbak(エンバック)」です。エンバックはジャワ島の言葉で「お姉さん」という意味です。男性に一番多いのは「Mas(マス)」です。マスはジャワ島の言葉で「お兄さん」という意味です。エンバックとマスの以外は、30代からの女性家政婦には「Ibu(イブ)やBibi(ビビ)」で、男性は「Bapak (バパック)」です。イブは「お母さん」という意味で、ビビは「おばさん」という意味です。そしてバパックは「お父さん」という意味です。インドネシアの家政婦に場所によって特別な呼び方もありますが、上記に紹介した呼び方で呼ぶと大体OKだとです。 給料 日帰りのインドネシアの家政婦は給料を毎月支払いされていますが、一緒に住んでいる家政婦は一年に1〜2回まとめて支払いをします。月払いが一番多いですが、家に一緒に住んでいる家政婦は実家に戻る時に後払いの場合も少なくありません。インドネシアの家政婦は家事に対するスキルや経験によって給料が決められています。若くて経験がまだ少ない方は月々Rp900.000(約9000円)からRp1.500.000(約15,000円)ぐらいです。経験がある方には月々Rp1.500.000(約15,000円)からRp3.500.000(約35,000円)ぐらいです。給料は毎年上がる制度はありませんが、能力によって昇給します。ボーナスは毎年1回で、その方の宗教の大事な日に渡します。ボーナスは大体給料1ヶ月分です。 Pembantu Infal インドネシアではPembantu Infalと呼ばれる人があります。Pembantu Infalは普通の家政婦が実家に戻る時、代わりに働いてもらう人です。ラマダン明けやクリスマス時に家政婦は実家に戻ります。Pembantu Infalはその時期だけに働きます。その期間は大体1〜2週間、長くても1ヶ月程度です。特別な時期に働く分、Pembantu Infalの料金は普通の家政婦より大きな違いがあります。Pembantu Infalのサービスを利用するときは1日にRp200.000(約2000円)ほどかかります。 Pembantu.com 家族や知り合いのオススメから家政婦の情報をもらうのが一般的ですが、他にも家政婦エージェント会社に直接言うこともできます。たくさんの家政婦エージェント会社や個人家政婦サービスを一つのプラットフォームにまとめるPembantu.comというサービスもあります。Pembantu.com ( https://www.pembantu.com )はインドネシア国内の家政婦マッチングサイトです。Pembantu.comは2013年に設立されて、今はインドネシア最大の家政婦マッチングサイトです。このサイトに登録すると、メンバーしか見れない家政婦の情報をアクセスすることができます。 Pembantu.comは家政婦だけでなく、ベビーシッターや老人ヘルパーなどの選択があります。このサイトに登録している家政婦は全員健康診断を受けたことで、より安心できます。もし採用した時にトラブルなどで「やっぱりこの人ではなく、他の人がいい!」という時は、Instant Replaceというサービスオープションを利用したらすぐに新しい人を採用することもできます。「やっぱり家政婦がいらない」という方にも、カスタマーサポートに連絡をすれば100%返金も可能です。 このサービスの良いところは、一人一人に経験やスキル、そして求めてる給料の情報を簡単に得ることです。気になる人のプロフィールを開けたらその情報がすぐに分かります。それに、ウェブサイトの管理者が選ぶMVP家政婦やドライバーなどもホームページに簡単にアクセスできます。知らない人が家に入るのは不安だと思っている方は少なくないと思われているので、このサイトを利用したら少しでも安心に家政婦の採用ができるでしょう。 いかがでしたでしょうか? 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアのモバイルキャリアについて

みなさん、こんにちは。ヘレナです。 今回はインドネシアの3大モバイルキャリアについてご紹介します! インドネシアのモバイルキャリア インドネシアでは様々なモバイルキャリアの選択ができます。キャリアの支払い方法によって2つの種類に分けられます:前払いのプリペイドと後払いのポストペイドです。インドネシアでプリペイドが一番使われています。 プリペイドSIMカードはコンビニやインドネシアの街によくある個人SIMカードカウンターでも簡単に購入できます。値段もとってもお手頃です。1枚の値段はRp10.000(約100円)からです。インドネシアのSIMカードの値段は、電話番号の番号ならびにより値段が異なることもあります。覚えやすい番号の並びだと値段がもっと高く売れます。 コンビニや街の個人SIMカードカウンターだけでなく、モバイルキャリアのサービスセンターに行けばプリペイドSIMカード、そして使った分を後払いが出来るポストペイドプランに契約することができます。インドネシアの携帯電話は全てSIMロックで、モバイルキャリアで端末を買わなくても全然問題ありません。 プリペイド式とポストペイド式を登録するのに手続きが必要です。モバイルキャリアのサービスセンターに登録してもらうのが一番便利だと思います。登録するときは国民ID(KTP)と家族カードID(Kartu Keluarga)が必要です。外国人の場合、パスポート番号や在留ID(KITASやKITAP)が必要です。後払いプランに契約するときは銀行口座も必要です。 インドネシアの3大モバイルキャリア Telkomsel Telkomselは前回のコラムに紹介したIndiHomeと同じホールディングス会社が運営しているモバイルキャリアで、インドネシアの最大のモバイルキャリアです。Telkomselはインドネシアのどこでも電波が通じることが一番の特徴となっています。その分、他のモバイルキャリアより料金がやや高いです。特にTelkomselのインターネットプランは他のキャリアに比べると結構高いです。   TelkomselのプリペイドプランはSimpatiです。。Simpatiは一番電波が通じるとよく言われています。Simpatiのデータプランや電話プラン、そしてSMSプランは別々に購入することができますし、パッケージとして購入することもできます。おすすめのはBest Deal Combo 12GBとBest Deal Combo 25GBです。プランを購入するにはTelkomselのサービスセンター「Grapari」に行けばスタッフが手伝ってくれますが、自分でする時は携帯から *888#をダイアルしたらメニューが出ます。他のプランの料金はTelkomselのホームページからアクセスできます。 写真:Kartu Haloのプラン料金 TelkomselのポストペイドプランはKartu Haloと言います。Kartu Haloを利用する時、プランの登録はGrapariに行くか電話で相談するのが一番簡単です。Kartu Haloには色々なプランがありますが、一番オススメのは「HALOFIT MYPLAN」というプランです。HALOFIT MYPLANはデータプランや電話プラン、そしてSMSプランが一つ担っているお得なプランです。 XL AXIATA 写真:XLプリペイドプランの料金 写真:XL Prioritasの料金 XL AXIATAは海外プランが一番手頃に利用できるキャリアです。海外だけでなく、国内プランもかなり安く販売されます。電波は場所により時々繋がらないところもありますが、都会や他の大きい街だとだいたい問題がありません。XLのプランはTelkomselと同じく、データプランや電話プラン、そしてSMSプランは別々に購入することができます。電話、データ、SMS、そしてSNSが一つのパッケージなってるプランが一番オススメです。このプランはXtra Comboプランと言います。XLのポストペイドプランはXL Prioritasと言います。XL Prioritasに契約すると、電話をしたら1分ごとにRp1.000(約10円)がかかります。SMSをすると、1回Rp200(約2円)で、インターネットデータは5GBごとにRp2.000(約20円)かかります。75MBを超えたら、1KBごとにRp3(約0.03円)かかります。1日のインターネットの利用制限はRp100.000(約1000円)までです。 INDOSAT 写真:Indosat Im3 Comboの料金 写真:Freedom Postpaidの料金 Indosatはインドネシアの人気モバイルキャリアの一つです。IndosatのプリペイドプランはIm3と言います。Im3は昔から利用者が多いものの、お得なプランが沢山あります。一番オススメのプランはアプリを自由(データが使われない)に使えるComboプランです。IndosatのポストペイドプランはFreedom Postpaidと言います。IndosatのFreedom Postpaidと端末パッケージで契約すると、端末の値段がより安くなります。 支払い方法 プリペイド式を利用する前に携帯料金残高をチャージをしなければなりません。インドネシアではプリペイドの携帯料金残高は「Pulsa」(プルサ)といいます。プルサはコンビニやATM、モバイルバンキング、モバイルキャリアサービスセンター、そして街の個人SIMカードカウンターからチャージすることができます。プルサは最低Rp5.000(約50円)からチャージできます。後払い式の支払い方法は毎月の決められた日に銀行口座から引き落としです。最近だと、各モバイルキャリア専用アプリでクレジットカードでチャージすることもできるようになっています。専用アプリを使えば、残りのデータや携帯料金残高の確認、そしてプランの購入も簡単にできます。 いかがでしたでしょうか? 上記に紹介された3つのインドネシアモバイルキャリアの以外に他のキャリアもありますので、気になる方や質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

IndiHomeについて Salam Kenal INDONESIA! Vol.23

みなさん、こんにちは。ヘレナです。 最近のインドネシア人にとってインターネットは日常生活のニーズとして利用されています。都会だとレストランやカフェ等に無料Wi-Fiは当たり前です。インドネシアのインターネットスピードは日本に比べたら遅いですが、悪くはないと思います。料金は日本に比べたらインドネシアの方がお手頃です。今回はインドネシアの最大インターネットサービスを:IndiHomeについてご紹介します! IndiHome ホームページ:http://indihome.co.id ホームベースインターネットを利用するのにTelkomのIndiHomeが一番人気です。Telkomはインドネシア政府の保有企業で、インドネシアの最大の通信企業です。昔はTelkom Speedyというブランドとしてインドネシア社会に発表されましたが、最近はIndiHomeとして商標変更されました。IndiHomeは光通信ネットワークサービスです。そのため、家で契約するとき、光ケーブルの工事が必要となる場合があります。工事が必要なので、契約後にTelkomのスタッフが住宅に来てくれます。光ケーブルを家の中に引き込む工事やモデムの設定など、ネットに繋がるまで色々してくれます。作業は長くても3時間〜4時間ぐらいで終わります。 写真:IndiHomeサービスマップ IndiHomeはインドネシア中でインターネットの接続ができるようにしています。今の所はジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島、そしてカリマンタン島の大部分ででIndiHomeが利用できます。 料金 インドネシアのインターネットは日本と少し違って、ネットスピードによって料金が異なります。IndiHomeはスピードだけでなく、インターネットパッケージによっても料金が変わります。IndiHomeのインターネットパッケージサービスは3つあります: ①インターネット&固定電話 1番目のパッケージは、インターネット接続料金と固定電話料金が一つになっているプランです。10MBPSは月々Rp250,000(約2000円)、20MBPSは月々Rp350,000(約2800円)、30MBPSは月々Rp510,000(約4000円)、そして40MBPSは月々Rp610,000(約4800円)です。契約事務手数料にRp125,000(約1000円)が必要です。上記の料金は全て税抜きです。 ②IndiHome Dual Play:インターネット&衛星放送テレビ IndiHome Dual PlayとはインターネットとUseeTVという衛星テレビ放送が一つになっているプランです。このプランに契約すると、iflixというインドネシアの映画ストリーミング配信サービスを利用することができます。それに、HOOQとCatchPlayという他の映画ストリーミング配信サービスも試すことができます。Dual Playに契約すると、10MBPSのインターネットスピードは月々Rp315,000(約2500円)、20MBPSのインターネットスピードは月々Rp415,000(約3300円)、30MBPSのインターネットスピードは月々Rp575,000(約4600円)、そして40MBPSは月々Rp675,000(約5400円)です。契約事務手数料にRp150,000(約1200円)が必要です。上記の料金は全て税抜きです。 ③IndiHome Triple Play:インターネット、衛星テレビ放送、&固定電話 IndiHome Triple Playは固定電話、衛星テレビ放送、そしてインターネット接続が一つになっているプランです。上の2つのプランと比べたら、Triple Playはスピードの選択が多いです。インターネットスピード10MBPSはデラックスプランと呼ばれて、月々Rp460,000(約3600円)です。20MBPSから100MBPSまではプレミアムプランに入って、20MBPSのインターネットスピードは月々Rp630,000(約5000円)、30MBPSのインターネットスピードは月々Rp820,000(約6500円)、40MBPSは月々Rp995,000(約7900円)、50MBPSのインターネットスピードは月々Rp1,250,000(約10,000円)、そして最後は100MBPSのインターネットスピードは月々Rp1,750,000(約14,000円)です。契約事務手数料は他のプランより少し安くなり、ジャカルタ周辺の都市圏はRp100,000(約800円)が必要で、ジャカルタ周辺の都市圏はRp75,000(約600円)が必要です。上記の料金は全て税抜きです。 いかがでしたでしょうか? 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアのチップについて Salam Kenal INDONESIA! Vol.22

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 インドネシアではチップあげる習慣があります。今回はインドネシアのチップについてご紹介します! インドネシアでは基本的にサービスをしてくれた側にチップをあげます。チップをあげることで、次回来る時により良いサービスをしてもらえる可能性が高いです。インドネシアでチップをあげることは、相手のサービスにとても満足しているという意味が含まれています。サービスに不満がある時は、チップをあげなくても大丈夫です。チップをあげる習慣は義務ではないので、あげない時は失礼だと思われません。 レストランの店員 インドネシアのレストランでチップをあげる時は、ふたつの流れがあります: ①現金で支払いをするときは伝票の上にお金を残します。金額は決められていないが、インドネシア人がよくするのはお釣りを取らずに全部置いておくか、大きい金額の札だけとって、残りを置いておきます。 ②クレジットカードで支払いをするときは伝票・レシート封筒にチップを置いておきます。その時のチップの金額も決められていませんが、サービスに関する自分の満足感によって自由に決められます。ですが、高級レストランでは支払い金額にサービス料金が含まれていますので、特別にチップを残さなくても大丈夫だです。 ホテルやSpaのスタッフ インドネシアのホテルに泊まる時は、ルームサービスのスタッフとベルボーイにチップをあげることは一般的です。ルームサービスのスタッフとベルボーイはRp.10.000からRp.20.000が基本的です。そしてSpaのサービスを利用する時は担当のスタッフにRp.10.000かRp.20.000のチップをあげます。その他のスタッフにはチップをあげなくても大丈夫 。 タクシーやオジェック(バイクタクシー)のドライバー タクシーやオジェックのドライバーには、レストランで現金支払いをする時と同じパターンでチップをあげます:戻ってきたお釣りを置いておきます。手で渡された時は、「Simpan saja kembaliannya ya(和訳:お釣りを持っててください)」を言えば相手が喜びます。 レンタカーのドライバー レンタカーのドライバーは、まず別々で昼ごはんを食べる時は必ずご飯代をあげます。昼ごはんはRp20.000が一般的です。夜ホテルに着いたらそのままチップあげなくても大丈夫ですが、夜遅くまで運転してくれた時、長距離の運転や道が大変混んでいた時にはRp.50.000からRp.100.000のチップをあげます。 美容師 上記では、インドネシアでチップをあげることは義務ではないと書いてありますが、美容師は特別です。インドネシアの美容院に言ったら、美容師にチップをあげるのは当たり前です。金額はRp20.000からRp.50.000が一般的です。あと、注意しなければならないのは美容師には必ずアシスタントが付いているので、アシスタントにもチップをあげることが大事です。美容師にRp20.000をあげるときは、アシスタントにRp10.000のチップをあげます。美容師にRp50.000のチップをあげるときは、アシスタントにRp20.000のチップをあげます。ルールとしてはアシスタントより美容師の方が金額が多いです。 ゴルフキャディー ゴルフキャディーには、周ったホールにより金額が異なります。9ホールのキャディーには、大体Rp50.000からRp100.000のチップをあげます。18ホールを周ったキャディーにはRp100.000からRp200.000のチップをあげます。 パーキングのスタッフ 車で出かける時、車のパーキングをするとパーキングのスタッフが必ず来ます。そのスタッフにはRp5000からRp10.000のチップをあげるのがほとんどですが、Rp20.000をあげる人もいます。ただ、最近だとパーキングスタッフの制服に「No Tip Please」が書いてあるショッピングモールもあります。その時はチップをあげなくても大丈夫です。 食べ物や飲み物を販売する屋台 屋台でチップをあげる時はタクシードライバやオジェックドライバーと同じく、「Simpan saja kembaliannya ya」を言ったら、向こうが喜びます。屋台は大体自営業、1日の売り上げは自分に入るものなのでメニューに書いてある値段と違う金額が入っても問題になりません。 チップのマナーについて インドネシアでチップをあげる時は、注意しなければならないことはこちらです: まずは、手でチップを渡す時は右手を使う事です。インドネシアでは右手は「優しい手」だとよく言われます。右左利き問わず、物をあげる時と貰う時は必ず右手を使います。もうひとつ大事なのはできるだけ金額を見せない事です。インドネシアでは良い事をする時はできるだけ他の人に見せないようにするマナーがあります。誰かにチップをあげる時も、金額を見せることが恥ずかしいことだと考えられています。それで、インドネシア人はなるべく金額を貰う手に見せないように渡します。例えば、パーキングスタッフにRp10.000を渡す時は、お金を小さく折ってから掌で持ち、相手に握手をするような感じでチップを渡します。これはインドネシア語で「Salam Tempel」と言われ、「握手の挨拶」という意味です。 写真:Salam Tempelのイメージ チップはどれほど出せば良いと思いますか?インドネシアではチップをあげる時に金額が決められていません。そのため、その時の満足度によって金額が異なります。金額は決められていませんが、直接チップを渡す時はお金1冊でチップとしてあげることは習慣として一般的です。 いかがでしたでしょうか。 まとめとしてはインドネシアではチップをあげる義務はないが、あげればとても良い印象が残ります。チップはお店の店員、ドライバー、美容師などにあげます。チップはサービスによって異なりますが、1冊のRp10.000、Rp20.000、そしてRp50.000が普通です。ゴルフキャディーには18ホール周ってくれた方にRp100.000が一般的です。チップをあげるときは必ず右手であげてください。 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアのECサイトについて Salam Kenal INDONESIA! Vol.21

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 日本ではオンラインショッピングが日常生活の一つとなっていますね。インドネシアは最近になって、オンラインショッピングが流行っています。今回はインドネシアのECサイトについてご紹介します! インドネシアのECサイト みなさんは1ヶ月にどれほどネットで買い物をしていますか?インドネシア人は月に1回の頻度でオンラインの買い物をしています。確かに、オンラインショッピングは便利ですね。インドネシア人によると、オンラインショッピングの良さはこの3つです: いつでも買い物ができる。 セールが沢山ある。 簡単にに遠い場所にいる家族や友人へプレゼントができる。 インドネシア人は午後18時から22時までの時間帯で一番オンラインショッピングをします。ジャカルタのような交通渋滞が沢山起きてる町に住んでいる人たちには、オンラインショッピングができることでとても便利で生活ができます。 インドネシア人はオンラインショッピングをする時、公式ECサイトですることが一番多いようです。その他も、オンライン個人オンラインショップも最近結構人気ですが、取引フォーラムや告知サイトは一番評価が低いらしいです。 Tokopedia インドネシアのECサイトはどのようなものだと思いますか? 一番大きくて信頼されているのはTokopedia(トコペディア)です。Tokopediaはインドネシア人にとって日本のアマゾンのようなものです。Tokopediaが使っているビジネスモデルはC2CとB2Cで、ハイブリッドモデルです。Tokopediaでは詐欺等のルール違反な行動を避けるため、支払いシステムは全てTokopediaが管理します。そしてTokopediaはサイト中に販売されている商品をチェックし、レプリカを見かける時は販売者に注意をします。買い物している最中に、問題等があればTokopediaのカスタマーサポートの反応がとてもいいので、いつでも相談ができます。 SHOPEE SHOPEE(ショピー)は2009年に設立されたシンガポールのECサイトです。このECサイトはインドネシアでも人気があります。オンラインでコスメを販売するインドネシア人はよくShopeeを利用しているため、Shopeeインドネシアのユーザーは女性が多いです。女性ユーザーが多いので、Shopeeではよくコスメやファッション物のセールをやっています。例えば、月末になるとPay-Day Saleという給料日のセールが行われたりしています。ShopeeのビジネスモデルはTokopediaと似て、C2CとB2Cどちらも利用されています。 Traveloka Travelokaは航空券やホテル等の旅行に関するオンライン予約専用インドネシアのECサイトです。このECサイトは「旅行に関するオンライン予約といえばTravelokaだ!」とインドネシア人がよく言っているくらい大人気です。Travelokaでオンライン予約すると、ポイントがもらえます。ある程度ポイント集めたら、そのポイントをホテルや航空券の支払い時に使うことができます。そしてTravelokaのカスタマーサポートの反応がいいので、予約後に変更やキャンセル等が必要となった時はいつでも相談できます。Travelokaで航空券を買うついでにホテル予約もできる仕組みとなっていますが、別々に予約・購入することもできます。時期によってキャンペーンやセールもありますので、その時に航空券やホテルの予約をすると、とてもお得です。 Bhinneka.Com Bhinneka.Comとは家電やパソコン等専用ECサイトです。Bhinneka.Comは1999年頃に設立され、インドネシアでインターネットの利用者がまだ少ない時代からのECサイトのパイオニアの一つでもあります。このECサイトは他のECサイトにない値下げリクエスト機能という物があります。この機能を使うユーザーはセラーに値下げのリクエストができます。この機能は「Tawar Online」というネーミングで、日本語だと「オンラインバーゲンリクエスト」です。Bhinneka.Comで販売されている家電や電子機器等は店舗で売っている物より値段が安いです。Bhinneka.Comのフロントページでその日のプロモーション品やセール対象商品が見れます。 モバイル対応 オンラインショッピングをするインドネシア人の中でも、87%はスマートフォンで買い物をしています。スマートフォン利用者の中で、ブラウザーよりアプリで買い物することが便利だと言っているインドネシアのスマートフォンユーザーが多いようです。そのため、ECサイトの運営会社にとってアプリ開発をすることが重要だと思われています。上記に紹介されたTokopedia、Shopee、Traveloka、そしてBhinneka.Comには全てスマホアプリがあります。特にTokopediaのアプリがインドネシアで一番使いやすいアプリだと言われています。ECサイトにはWEBの使いやすさとサービスの豊かさだけでなく、便利なアプリがあれば、ユーザーにより良い経験価値になるでしょう。 いかがでしたでしょうか。 デジタル化が進むインドネシアではここ数年、色々なECサイトが登場しています。上記に紹介されたECサイト以外にもまだまだありますので、この件について質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアの宅配便について Salam Kenal INDONESIA! Vol.20

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシアの宅配便についてご紹介します! TIKI&JNE インドネシアの宅配便は沢山あります。その中でも、TIKI(ティキ)とJNE(ジェイ・エヌ・エー)が一番人気です。この二つはもともと同じホールディングス会社が運営した宅配便サービスでしたが、ビジネス方向の違いが理由で今は別々の会社として活躍されています。 TIKI(ティキ) TIKIは1970年に設立したインドネシアの宅配便です。TIKIはインドネシア語の言葉「Titipan Kilat」の省略で、日本語だと「宅配便」という意味です。今は全国でオフィスが500ヶ所あります。TIKIは24時間サービスで、家の近くのTIKIエージェントに行けばいつでも物を送ることができます。今は、インドネシアで評判がいい宅配便会社です。TIKIは海外宅配サービスもありますが、国内宅配サービスがメインとなっています。料金も結構安いです。例えば、インドネシア首都のジャカルタからスラバヤまで、普通サービスを利用するとRp19.000(約150円)かかります。とてもお手頃な料金です。TIKI料金の確認ページはこちらです→クリック。TIKIの普通サービスを利用すると、もちろん届き先の距離に異なりますが、遠くても大体1週間以内に到着します。もう少し早く届けたい!という方には翌日到着するサービスもあります。 JNE(ジェイ・エヌ・エー) JNEは1990年にTIKIの子会社として立てられました。JNEは元々TIKIの海外専用の宅配サービスでした。JNEが段々と大きい会社になっていて、今は独立して活躍しています。元々TIKIと同じホールディングスでしたので、JNEのサービス種類はTIKIに似ています。個人的には、JNE YESというサービスが一番おすすめです。YESというのは、インドネシア語の「Yakin Esok Sampai」の省略で、「絶対明日に届ける」という翌日宅配便サービスです。料金的には普通宅配サービスと比べたらやや高いです。JNEの料金を確認するのに、WEBだけでなくスマホアプリからも確認することができますのでとても便利です。JNE料金の確認ページはこちらです:リンク。アプリがあるJNEはTIKIに比べて、より近代化が感じられます。ただ実際は、TIKIとJNEの違いが分からないインドネシア人が沢山います。これからもTIKIとJNEはお互いにサービスを磨いて、インドネシアの一流宅配便として活躍するでしょう。 当日発送 当日に届く宅配便のサービスは2つあります:GojekのGoSendサービスとGrabのGrab Expressです。GojekとGrabの宅配は、アプリを使って宅配便の位置を簡単に確認することができます。この二つは、他の国内宅配便に比べたら値段は高いが、とても便利で早いため人気です。GojekのGo-Sendはオンラインバイクタクシーが宅配をするサービスです。このサービスは距離により料金が決められます。Go-Sendでものを送ると、届き先は25キロ以内の距離にならないといけません。 GrabもGojekと同じようなサービスで、25キロ距離の制限があります。私がインドネシアに住んでいた頃は、GoJekのGoSendを一番よく利用していました。その理由は、アプリで宅配ドライバーを探すと、私の家の周りにはGrab ExpressのドライバーよりGoSendのドライバーが多いからです。逆に、母はGrab Expressをよく利用しました。母の友達はGrab Expressを利用する人が多いようで、母も利用するようになったらしいです。Grab ExpressもGoSendも、料金はほとんど同じです。どちらがおすすめかというと、本当に利用者の信頼次第ですね。 他の宅配便事業社 上記に紹介された宅配便事業社以外にも、宅配便事業社があります。例えば、WahanaとJ&Tという会社です。WahanaとJ&Tは最近評判が良くて、よくECサイト等に利用されます。ただ、今はTIKIとJNEが一番よく使われています。 まとめとしては、TIKIとJNEのサービスは大体同じですが、料金で見ると大きくて軽い荷物の宅配はTIKIがおすすめで、小さくて重い荷物の宅配はJNEがおすすめです。届け先が25キロ以内で、当日に届けたい荷物はGo-SendかGrab Expressを利用することがおすすめです。 いかがでしたでしょうか。 この記事に紹介された会社以外にも、例えば大きい荷物専用の宅配便事業社とかいろいろあります。インドネシアの宅配便事業についてや質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

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