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インドネシアのライフスタイル

インドネシアの魚について Salam Kenal INDONESIA! Vol.17

  みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシアの魚についてご紹介したいと思います。 インドネシアの70%は海であり、陸地より海洋の面積の方が広いです。それでインドネシアは海洋国だとよく呼ばれています。海洋国のインドネシアにとって水産事業は国の経済を強くする大事な事業の1つです。今回はインドネシアの魚の消費についてご紹介したいと思います。 インドネシアの水産事業はここ数年間強まりつつあります。その理由は最近インドネシア人が魚を食べる頻度が上がった為です。数年前はインドネシア人の魚に対する興味がシンガポールやマレーシアと比べてとても低かったです。2004年にインドネシア大統領だったメガワティ大統領(スカルノ大統領の娘)が「GEMARIKAN」という魚に対する国民の興味が深まるキャンペーンを実施しました。そこからはインドネシアの政府が今でも国民の魚の消費を上げるのにいろいろなキャンペーンの計画を立てるようになりました。 写真:Ikan Tongkol インドネシアでは魚のことは「Ikan」と言います。インドネシアの魚は、牛肉などと比べて値段が安いです。スーパーでも市場でも屋台でも、どこでも販売されています。特に、Ikan Tongkol(スマ)はどこにでも置いてありますので、簡単に見つけられます。Ikan Tongkolはスズキやサバと同じ種類で、値段はそれらより安いです。インドネシアの市場に販売されているIkan Tongkolは1キロ当たりにRp20.000(役200円)程です。 写真:Ikan Teri Ikan Tongkolの次に人気のある魚はIkan Teri(カタクチイワシ科の魚)です。Ikan Teriは種類により値段が異なりますが、一番人気のIkan Teri Medanは1キロ当たりRp150.000 (1500円)です。Ikan Teriは油で揚げてそのまま白米と一緒に食べることもできますので、調理もとても簡単です。 値段だけでなく魚が持っている栄養もとても体に良く、魚の消費を上げることで国民の生活の質を高めることができるだろうと政府は言っています。栄養不足になっているインドネシアの子供が今でもたくさんいます。水産事業への応援が高まったら、山奥にある村のような都市から遠く離れた場所でもまで魚だけでも届けられるのであれば栄養不足の問題が解決できるだろうと言われています。政府のキャンペーンが成功すれば、未来の子供達のクオリティーも高まるだろうという意見もありました。 魚の消費を高めるキャンペーンは例えば主婦に魚をすすめるキャンペーンです。主婦は家庭の献立に一番影響力が強い存在です。インドネシア人は1週間の中どれくらい魚を食べるか調査してみた結果、一番多かったのは1週間に2〜3回という回答でした。ちなみに週1回が2番目に多かったです。この調査結果を見て、インドネシア人が魚に対して興味を持っていることが分かりました。 同じ調査から、どのような魚料理が一番人気かの項目を見てみると、揚げ魚、焼き魚、そして煮魚がインドネシア人の中で人気でした。私の実家だと、揚げ魚がよく出ます。魚をあげてそのまま白米と一緒に食べることもありますが、一番多いのは揚げた魚の上にサンバルを乗せて熱々の油で炒めます。この料理はIkan Balado (イカン・バラド)と言います。 写真:インドネシアの焼き魚 インドネシア人は年越しを過ごしているときやバーベキューに行く時によく花火を見ながら焼き魚を食べます。インドネシアの焼き魚は、甘い焼き魚と辛い焼き魚、ふたつの種類があります。魚以外は、焼イカや焼き貝もインドネシア人がバーベキューに行く時によく出ます。 いかがでしたでしょうか。 インドネシアシア人の魚料理に関する興味は日本人より少ないですが、年々上がってきます。これからもインドネシア人の魚に対する興味がもっと上がると思います。 質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアの医療について Salam Kenal INDONESIA! Vol.16

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 前回のテーマと関連して、インドネシアの医療についてご紹介したいと思います。インドネシアの平均寿命は毎年上がりつつあって、現在のインドネシア人の平均寿命は70歳です。インドネシア人の平均寿命が上がることは医療の品質も上がっていると言えるででしょう。。インドネシアでは、医療の選択が2種類あります:近代医療と伝統医療です。今回はこの二つの医療についてお話ししたいと思います。 インドネシアの近代治療 インドネシアの近代医療設備は病院とクリニックの2つです。病院はインドネシア語で「Rumah Sakit」と言います。病院は所有権によって二つのタイプがあります:公立病院(Rumah sakit publik)と私立病院(Rumah sakit swasta)です。公立病院は政府や非営利団体が管理する病院で、私立病院は利益的に行為する株式会社が管理する病院のことです。 病院のクオリティーは所有権だけから見ると察することはできませんが、値段的に言うと公立病院の方が医療費は安いです。公立病院ではインドネシア国民健康保険が利用できますが、国民健康保険が利用できる私立病院はいまだにまだ少ないです。 インドネシアの病院はサービスによって二つに区別されています:一般的な病院(インドネシア語:Rumah Sakit Umum)と専門病院(Rumah Sakit Khusus)。一般的な病院は風邪などよくある病気の治療が行われる病院です。一般的な病院で治療ができない患者さんは、専門病院に移ることになります。そして、インドネシアではもう一つの近代医療設備はクリニックです。クリニックは個人的な医療者が管理します。クリニックは病院ほど設備が揃いませんが、大体のクリニックは住宅街にありますのでとても便利です。インドネシアのクリニックは管理者の医師の家と一つになることもあります。そのタイプのクリニックなら、夜中に赤ちゃんが具合悪くなった時でも、電話をしたら営業時間外でも受けてくれます。 インドネシアの病院の病室は日本と同じくふたつに区別されています:大部屋と個室です。大部屋はクラス1、クラス2、そしてクラス3の3つに分かれています。一番人が多いのはクラス3で、一部屋6人ほど入院できます。個室は病院によって異なりますが、VIP、VVIP、プレミアクラスまであります。プレミアクラスの個人病室はお連れの方の寝室と個人ラウンジがついている病院もあります。インドネシアのクリニックは入院室がないため、入院が必要な患者には病院(Rumah Sakit Umum)をすすめられます。 医療費 各病院によって医療費は異なります。ジャカルタ周辺の都市圏のジャボデタベックの私立病院で医療をうけたら、少なくともRp500.000(約5000円)ほどかかります。そのRp500.000 の中、Rp150.000(約1500円)は医師の料金となり、残りは設備と薬の料金となります。個人的な経験から言うと、耳鼻咽喉科へ行くと薬代含めてRp750.000 (約7500円)ほどかかります。歯科で虫歯の医療をするのにRp450.000(約4500円)ほど、大きい病院で優秀な歯科医師から医療受けるとRp1.500.000 (約15000円)ほどかかります。国民健康保険を利用することができる私立病院は少ないです。 公立病院の医療費はほとんどの私立病院に比べて値段が安いです。公立病院では国民健康保険(前回のコラムのリンクを追加)が利用できるため、無料で医療を受けることも多いです。しかしながら、公立病院へ行く人の数が多くため、待ち時間は結構長くなり、朝8時に受付に番号を取っても昼の14時〜15時まで待たないといけないこともあります。 公立病院の医療費は場所によって値段が異なります。都会の公立病院は医師の料金だけでRp150.000(約1500円)からRp200.000(約2000円)ほどかかりますが、田舎の方にある病院の医師の料金はRp50.000 (約500円)からRp75.000 (約750円)ほどかかります。 海外医療 インドネシアの健康医療は毎年質があがりつつありますが、インドネシアの病院の設備や医師のスキルを信頼しないインドネシア人も少なくないです。このような人たちは大体中・高階級社会に属する人です。国内にあるサービスに信頼を持っていない、むしろ求めている医療がない人たちは海外の病院で健康診断や病気の医療を受けます。インドネシア人が健康診断や病気の医療をするために行く国は大体シンガポール、マレーシア、そして日本です。 インドネシアの伝統医療 インドネシア人がよく使う健康医療のもう一つは伝統医療です。2016年のデータによると、54%以上のインドネシア人は伝統医療を利用することがあると言っています。その中でも利用する人が一番多いのは低・中階級社会に属する人です。インドネシア人が伝統医療に深い興味を持っている理由は米国から来ている近代医療より自分の文化や宗教に馴染みのある伝統医療の方が安心、そして近代医療が使う医療設備が怖いからだそうです。それに、近代医療受けても治らない病気なので、伝統的な医療を選ぶ声もあります。インドネシアで人気のある伝統医療は中国伝統医療と宗教的医療です。伝統医療の医療費は場所によって異なります。私の家の近所にある大人気の宗教的医療所では医療費は患者が決めます。その場所に通って病気が治った人は車や土地でお金の代わりに医療費として払うこともあります。宗教的だと精神的な治療が多いですが、最近は洗脳の犯罪行動もよくありますので行く前にその場所についてしっかり確認しなければなりません。   いかがでしたでしょうか。 インドネシアでは近代医療、そして伝統医療どちらも多く利用されています。どちらを選ぶのはそれぞれが信用している方法を選びますが、どちらもネット情報などでしっかり確認してから行くべきです。 質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアの国民健康保険について Salam Kenal INDONESIA! Vol.15

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 インドネシア人の平均寿命は毎年延びている。データによると、2000年のインドネシア人の平均寿命は66歳でしたが、2015年は70歳となっています。寿命が延びている理由としては、インドネシア人の生活が以前より健康的になっていると言う事が挙げられます。。その中で重要なポイントとなっているのは、インドネシア人の国民健康保険のBPJS Kesehatanとインドネシア人の社会健康保険のBPJS Ketenagakerjaanという制度です。。今回はこの二つの健康保険についてご紹介したいと思います! BPJS Kesehatan BPJS Kesehatan(ベペジェエス・ケセハタン)はインドネシアの新国民皆保険とのことです。インドネシアの国民全員、そして6ヶ月間以上インドネシアに在留している外国人が加入しなければなりません。BPJS Kesehatanは2014年から初めて、2019年までに全国民が加入する予定です。BPJS Kesehatanに加入したら、全ての病気の治療費はBPJS Kesehatanが負担します。 写真:Kartu Indonesia Sehat BPJS Kesehatanは保険料はクラスで異なります。第1クラスは1人当たりに毎月Rp80.000の保険料がかかります。第2クラスはRp51.000、第3クラスはRp25.500と、クラス別に料金が設定されており、毎月保険料の支払いをしなければなりません。現在の支払い状態や、他の情報はBPJSのアプリからチェックすることが出来ます。 クラスによって、入院する時の部屋が異なります。第1クラスは2人〜4人の部屋、第2クラスは3人〜5人の部屋、そして第3クラスは4人〜6人の部屋です。BPJS Kesehatanの手続きが終わったら、Kartu Indonesia Sehat(インドネシア健康カード)をもらいます。具合が悪い時、そのカードを見せたら自分がBPJSの会員だとわかって、その時点で料金などが決められます。 しかし、BPJS Kesehatanのカードで、インドネシアにある全ての病院で病気の検査などができると言う訳ではありません。国立病院は全てOkですが、現在BPJS会員がOkではない市立病院もまだあります。こちらに関しては、政府ができるだけ多くの病院がBPJSに参加ができるようにしています。 BPJS Ketenagakerjaan BPJS Kesehatanの他にも、BPJS Ketenagakerjaanと言うインドネシアの新社会保障機関があります。会社員や自営業者の方は会社が自動的に加入し、会社員や自営業者以外の方は個人加入とのことです。これは、BPJS Kesehatanの料金とは別料金となっています。 詳細 会社員・自営業者 会社員・自営業者以外 月会費 月給の5.7%(2% 自負担で, 3.7% 会社が負担する). 月給の2%、最大41万ルピア(約4000円程) 支払い方法 ・会社が支払いの手続きをする。  ・給料から自動的に引かれる。 ・個人支払い(銀行振込)  ・遅くても次の月の15日まで。 その他 ・最大5人の家族まで含まれる。(本人+配偶者+子供3人まで) ・最大5人の家族まで含まれる。(本人+配偶者+子供3人まで) 以上のテーブルを参考にして説明したいと思います。 例えば自営業者のAさんは毎月Rp100.000.000の給料だと、Rp5.700.000の支払わなければなりませんが、自分の給料から引かれるのはRp2.000.000となります。 もしAさんが会社員・自営業者ではない場合、毎月の支払いは給料の2%、最大Rp410.000となります。 BPJS会員が知るべき情報がもう一つあります:医療サービスにはステップがあるとのことです。まず、自宅から一番近いクリニックから普通の検査してもらって、そのクリニックが解決できる病気であれば、最後までその病院で治療します。もしそのクリニックに技術の制限などがあれば、専門病院まで紹介されて、専門医による検査を行います。もしそれでも治療が出来なければ、それより大きい病院を紹介されます。 インドネシア人にとって、この健康保険システムはまだまだ馴染みのない感じもありますが、2019年まで全国民にとって安定的な健康システムを利用できるようこれからもBPJSについてのアナウンスなどが続きます。   いかがでしたでしょうか。 日本ではかなり前から国民皆保険が導入され、現在では当たり前のように機能していますが、インドネシアはこれからのスタートとなります。 今後、どのようにインドネシアの国民全体に浸透し、それにより平均寿命が上がっていくのか気になるところです。 質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。...

インドネシア人の結婚式について Salam Kenal INDONESIA! Vol.14

  みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシア人の結婚式についてご紹介したいと思います! 写真:ジャワ島の新郎新婦 インドネシア人の結婚式 結婚式は人生で大事な思い出の一つですね。インドネシア人はその日を祝う為にできるだけ盛大な式を挙げたいと思っているそうです。実際に結婚式まで10ヶ月間から1年間以上式の準備をする人は48%ほどおります。インドネシア人の結婚式は、宗教や地域によってやり方が異なりますが、とにかく派手です。何が派手かと言うと、会場のインテリアから新郎新婦の家族の服やメイクまで、全て華やかです。招待客の数もできるだけ多くしたいと考えています。インドネシア人の結婚式の招待客は100人が一般的です。 インドネシアではウェディングビジネス業界の市場規模がとても大きいです。例えば、毎年行われるジャカルタウェディングフェスティバルには何千人も来ます。ジャカルタウェディングフェスティバル以外、他のウェディングエキスポも沢山あります。インドネシア人は、このようなエキスポに行って、色々な結婚式会場業者やウェディングリングを作るブランドを実際に見てから決めます。 写真:インドネシアの大統領ジョコ・ウィドドの娘の結婚式招待状 その大事な日まで色々な準備が必要です。結婚式までの流れは大体こんな感じです: プロポーズ&両親に挨拶→結婚の準備→結婚式 結婚式の準備とは会場探し、衣装、招待客、式に出される料理メニュー、お客さんへのギフト、会場のインテリア、などのことです。結婚の準備は大体両親や親戚、そして親友が手伝います。インドネシアでは、結婚式の準備に両親の意見を一番に聞かないといけません。 料金 インドネシアでは普通の結婚式を挙げるのに、必要なお金は大体100万円(招待客100人ほど)からです。もちろん、家で結婚式をして、料理は自分で作るともっと安くなります。でも実際は銀行ローンを利用するほど大きな会場で結婚式挙げたいと言う人が多いです。40%ぐらいのインドネシアの結婚式は料金の負担になるのは新郎新婦の両親です。インドネシアでは、結婚式の準備に両親の意見が優位に立つと言っている人が多いようです。子供の結婚式に両親の招待客の数が多いのも少なくありません。ちなみに、結婚式の形も伝統的な結婚式がほとんどです。 写真:結婚式にゴールド色のKebaya(ケバヤ)を着る北スマトラの新郎新婦 最近のインドネシア人にはプレウェディング写真撮影が大事なポイントのひとつとなっています。プレウェディング写真撮影サービスを利用するインドネシアのカップルは84%程います。このサービスを利用するのに10万円ぐらいが必要です。もちろん、場所によって料金が変わります。プレウェディング写真撮影は、初めてのデートの場所から海外など、さまざまなロケーションで行います。プロフェッショナルフォトグラファーと一緒に海外まで行くこともあります。プレウェディング写真は、大きくプリントして、結婚式の会場の前や会場の中に飾ります。 インドネシアでは花嫁の服がいつも白色だけではありません。白はもちろん、赤色、黒色、ピンク色、そして金色も良く使われています。男性は、伝統的な服を着る時に女性の色に合わせて伝統的な服を着ます。女性がウェディングドレスを着る時はタキシードを着ます。タキシードは黒色とシルバー色がよく使われます。新郎新婦の家族の衣装はカラーコードで分けます。例えば、男性側の家族は青色で、女性側の家族はピンク色だったりします。新郎新婦の衣装と家族の衣装、全て借りることは一般的ですが、デザイナに頼んで特別に作るもことも多いです。新郎新婦のメイクとヘアメイクはウェディングメイクアップアーティストのサービスを利用することが多くて、10万円ぐらいかかります。 結婚式会場 インドネシア人の結婚式に訪問する人の数は色々ありますが、100人〜300人がほとんどです。結婚式に訪問する人たちは小学校の同級生や先生から、両親の目上の人まで、リストはとても幅広いです。幅広すぎて、私は小学校の頃の同級生の結婚式に行った時、子供の頃によくお世話になった小児科の先生に会ったことがあります!インドネシアの結婚式では、できる限り多く人を招待するので、会場もできるだけ大きい会場が人気です。 写真:ホテルのボールルームに行われる結婚式のインテリア インドネシア人の結婚式はホテルのボールルームやシティーホールで行われます。そのほかは、ムスリムの人だと、モスクのホールで行われる事が多くて、クリスチャンは教会のホールで行われます。家で結婚式をあげることもあります。家で結婚式をする時は、家の庭にステージのようなものをつくり、椅子やテーブを沢山並べるのがほとんどです。 写真:シティーホールやモスクのホールに行われる結婚式のインテリア インドネシアの結婚式には料理が沢山出されます。インドネシア人は結婚式に招待されたとき、一番の楽しみになっているのはなによりも食事です。結婚式に出す料理が美味しければ、良い結婚式だと言われます。ただ、料理の残り物が問題になっているぐらい多いです。 結婚式に来てくれる人たちに感謝の気持ちが届くように招待客の一人一人にギフトをあげます。ギフトは一つの結婚式と他の結婚式に異なります。一番多いのはガラスのコップと団扇です。 結婚式に来る時は必ずお金を持っていきます。お金はRp50.000(約500円)からです。お金は封筒の中に閉めて、封筒の上に自分の名前を書きます。流れとしては、結婚式会場に入る前に、自分の名前を会場入り口にあるノートに書いて、封筒をボックスの中に入れてからギフトをもらいます。結婚式が終わった時、新郎新婦の家族や親友から頂いた封筒を全部メモします。理由は、メモに名前が書いている人たちが結婚した時に、新郎新婦が結婚式に行かないととマナーが悪いと言われてしまうからです。 インドネシア人の結婚式に招待された時、男性は大体Batik(バティック)やスーツ、女性はKebaya(ケバヤ)かドレスを着ます。女性は肌をあまり見せないように注意しなければなりません。インドネシアの結婚式は、ほとんどオールスタンディングです。家族や親戚、新郎新婦には席がありますが、招待客にはありません。みんな立ちながらお話ししたり、食事したりをします。ちなみに、インドネシアの結婚式には残念ながらお酒は出ません! 結婚式が始まったとき、式のホストは招待客に向かって、新郎新婦の話をします。そのあとは、新郎新婦の両親からの挨拶があります。最近だと、両親の挨拶の後は新郎新婦の思い出の写真やビデオなどをビデオで流したりします。挨拶やビデオが全て終わりましたら、今度は招待客が新郎新婦とおめでとうの言葉が言えるように、一人一人がステージの上に行って挨拶します。挨拶が終わったら、食事をしたり、友達とお話しをしたりします。 インドネシア人の結婚式は大体2時間ぐらいで終わります。帰る前に、新郎新婦と記念写真を撮ります。結婚式が終わって、その後は新婚旅行です。会社員だと会社から1週間の有給休暇が貰えます。日本とインドネシアの結婚式で違うところを比べてみると、結婚式の準備では、インドネシアの場合、新郎新婦よりも両親の意見が優先されるというところが日本と違うところですね。結婚式当日に関しては衣装や料理がインドネシア式という違いはありますが、式の流れなどは日本とだいたい同じなのではないでしょうか。 いかがでしたでしょうか。 質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

コス・コサンついて Salam Kenal INDONESIA! Vol.13

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシアの大学生や新社会人がよく住んでいる場所:Kos-Kosan (コス・コサン)についてご紹介したいと思います! コス・コサンとは? インドネシアではKost-kostan(コス・コサン)という住居形態があります。インドネシア人はよくコス・コサンについて「コス」や「コサン」と言います。この記事にはコス・コサンについて私がよく使う「コス」で表現します。コスというのは、元々「In de kost」というオランダ語で、「他の人の家で食事や睡眠をする」という意味でした。スや北米などにある宿泊と朝食が料金に含んだ比較的低価格で利用できる宿泊施設「ベッド・アンド・ブレックファスト」に似たようなものです。 写真:プレミアムコス 現在のコスは日本のワンルームアパートと同じです。形的には、日本のアパートに似てる建物もありますが、普通の家に余りの部屋があれば、コス・コサンになることも多いです。コスに住んでいる人たちは大体大学生と新社会人です。そのため、大学やビジネス地区の周りにはコスが沢山あります。コスの近くにはレストランやコンビニかワルン等が必ずあります。レストランやコンビニが沢山ある便利なコスは狭くても値段が高いです。 コスのタイプ 写真:スタンダードコス コスは色々なタイプがあります。まず、一番多いのは学生専用コスです。学生専用コスは学校や大学の近くにあります。値段はとてもお手頃ですが、その代わり部屋が小さくて、施設も少ないです。学生専用コスのほかは、社会人のコスは学生のコスより施設が良いです。住む人たちもほとんど仕事しているので、値段は学生専用コスと比べて少し高いです。社会人のコスは大学生でも住めます。社会人のコスはプレミアムなバージョンもあります。プレミアムコスは、普通のコスと比べて値段が高いですが、セキュリティ、そして施設は普通のコスと比べてとてもいいです。プレミアムコスの部屋には、個人トイレ・バスルームと冷蔵庫、そしてテレビが付いています。個人キッチンがある部屋もあります。 そして、よく見かけるコスのタイプは女性専用コスです。女性専用コスはルールがとても厳しく、父親や兄弟以外の男性は部屋の中に入ることはできません。もし男性の友達などが来るときは、リビングでお話しします。男性専用コスもありますが、女性専用コスより数が少ないです。 料金と施設 コスの料金には電気代、水道代、そしてガス代も含まれています。コスの料金は施設により異なります。例えば、部屋の中にエアコン、そして個人バスルーム&トイレがあれば、安くても月々Rp.1.500.000(約15,000円)かかります。トイレ・バスルームはシェアで、中にはベッド、クロゼット、そしてテーブルだけの部屋は月々Rp.750.000(約7,500円)です。コスの家賃は毎月決められた日に払います。コスに引っ越したとき、1年間分を前払いしたら、1ヶ月分の家賃が無料になる場所も少なくないです。 コスには、シェアキッチンが必ずあります。や他の食器は自分で購入して、自分の部屋に収入します。シェアキッチンの中に、冷蔵庫もあります。その中に調味料やお菓子を入れてもOKですが、他の人に間違って取られないように自分の名前が書いてあるシールを貼ります。そして、各階ごとに無料ウォーターサーバーがあります。 写真:コスの中身 最近は、無料インターネット接続のコスもあります。そうではないコスは、大体普通の家より安い料金で申し込めます。コスの周りは必ずレストランやワルン・マカン(屋台)があります。インドネシアでは、コスに住んでいる大学生は大体遠い場所から来ている人たちです。コスでは、家族や友達が泊まりに来るときはコスの運営している人に言わないといけません。無料で泊まることができる場所もありますが、そうではない場所は一泊で大体Rp100.000(約1,000円)ぐらい必要です。 私も大学生の頃にコスに住んだことがあります。大学から散歩3分の距離で、朝7時の授業がある日は6時50分に起きても全然平気でした。女性専用コスで、施設も悪くないですが、部屋が狭くてエアコンがないため(小さい扇風機を買いました)値段がとても安かったです。ネット接続は別料金で2,000円ぐらいかかりました。コスの周りはレストランなどがたくさんありましが、私はデリバリサービスをよく利用しました。ちなみに、私のコスには無料ランドリーサービスもあったので、とても便利です!ただ、自分の服にちゃんと名前を書かないと無くすこともあります。コス生活はとても楽で、同じコスに住んでいる人たちとリビングでお話をしたりすることもできるので、とても楽しかったです。 いかがでしたでしょうか? 質問がある方やインドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアの移動手段について Salam Kenal INDONESIA! Vol.12

  みなさん、こんにちは!ヘレナです。 日本からインドネシアへの直行便が最近増えてきましたね。成田からジャカルタの直行便の中には、オフシーズンになると往復で5万円もかからない航空会社もあります。今回はインドネシアにある移動手段、主に交通手段についてご紹介したいと思います! インドネシアの交通手段 インドネシア国内の移動手段は、短距離だとバイクや車、長距離だとバスや電車、フェリー、そして飛行機があります。大体のインドネシア人は距離が短くても乗り物で移動します。インドネシア人の普段使っている乗り物はバイクと車です。インドネシアでは1家族あたり、最低バイク1台と車1台があるのは当たりまえです。 都会だと、車とバイクの数が多すぎて渋滞を避けることができない状態です。特にジャカルタは、片道1時間は普通で、ひどい時は5キロメートルの距離でも車で1時間かかることがあります。渋滞や距離が長いという問題がある中、目的地まで出来るだけ早く到着したいですね。インドネシアにはマイカーやマイバイクだけでなく、他の交通手段もたくさんがあります。時と場合によって自分に一番合ってる手段が選べます。 バス ジャカルタだと、トランスジャカルタという特別なバスがあります。トランスジャカルタにはトランスジャカルタ専用レールがありますので、渋滞なしで移動ができます。トランスジャカルタは定額制料金なので、どこまで乗っても片道Rp.3.500(約30円)です。トランスジャカルタはジャカルタ市内とジャカルタ周辺の都市圏のボゴール、デポック、タングラン、そしてブカシのみでの走行となっています。他の都市への移動は普通のバスを使います。 写真:トランスジャカルタ   写真:ジャワ島からスマトラ島行きバス トランスジャカルタの他にも他のバスがたくさんあります。隣の島まで走るバスもあります。そのバスに乗れば、途中でフェリーに乗ります。料金は距離によって異なります。例えば、ジャカルタからスマトラの一番奥まで行こうとするとRp.530.000(約5000円)かかります。バスの中にエアコン、そしてトイレも付いてます。 タクシー 写真:ブルーバードグループのタクシー インドネシアで一番になっているタクシー会社はBlueblird Group(ブルーバード・グループ)です。ブルーバード・グループは他のタクシーより値段がやや高いですが、サービスで評判がいいです。ブルーバード・グループに所属している一般タクシーは2つあります:Bluebird (ブルーバード)とPusaka(プサカ)です。 一般タクシー以外に、プレミアムタクシーやリムジンもあります。このラインアップはブルーバードグループだとSilver Bird(シルバーバード)と言います。値段は一般的なブルーバードより結構高いのですが、車の種類や運転手のサービスも一般タクシーと比べてより良いサービスをしてくれます。インドネシアのタクシーは基本料金70円からですが、プレミアムタクシーは450円からです。 ブルーバード以外のタクシー会社も、もちろんあります。最近都会で見かけるのは、オンラインタクシーであるGrab TaxiとGoCarです。以前インドネシアに住んでいた時は良くGoCarを利用しました。GoCarはGoJekという人気サービスの一部です。GoCarはアメリカのUberと同様に、配車する車を決めるにはスマホアプリを使用しなければなりません。値段はブルーバードより安いが、ピークの時間だと値段が高くなり、その時はブルーバードと値段がほぼ同じです。ちなみに、GoJekのGoCar機能でブルーバードタクシーや他のタクシーを配車することもできます。その時の料金はGoJekアプリに表示される料金で支払いをします。 オジェック(Ojek) オジェックはバイクタクシーとのことです。オジェックは他の交通手段より一番危ないのですが、一番早いです。どうして一番危ないかというと、オジェックドライバーは出来るだけ早いルートで行こうとしているので、狭くて誰も通ってない道を通ることが多いです。大体のオジェックドライバーはその街に住んでいる人で、近道がちゃんとわかっています。 写真:オジェック オジェックに乗る前に目的地までの料金を聞くことが大事です。値段を確認してから乗らないと、目的地に到着したらすごく高い料金になる可能性があるからです。オジェックドライバーに値段を聞く時は「Dari sini sampai ○○(目的地)harganya berapa ya?」(ここから目的地まで料金はどのぐらいかかりますか?)と言います。そのあと、すぐ料金を言うドライバーはほとんどですが、「Memang biasanya berapa?」(普通はどれぐらいと思いますか?)と言っている怪しげなドライバーもいます。そういう時は他のオジェックを探した方がいいと思います。 インドネシアではオンラインオジェック会社は2つあります:GoJekとGrabです。個人的には、オンラインオジェックを利用するのが一番楽だったので、よく利用しました。料金も距離と移動時間を含めて乗る前にアプリでチェックすることができます。そして、そのアプリでオジェックドライバーの名前や電話番号も書いてありますので、とても安心です。ちなみに、オンラインオジェックは距離制限(25KM)があります。 アンクタンコタ(Angkutan Kota) 写真:アンクタンコタ アンクタンコタというのは乗り合い自動車とのことです。インドネシア人は省略が好きなので、アンクタンコタのことはアンコット(Angkot)と言います。アンコットは決められたルートしか走りません。アンコットは大体ワンボックス車ですが、中古車でもあるため、普通の車よりボロボロな状態が多いです。そのためでも料金が安いです。 アンコットは決められたルートにしか走りません。ルートにより、車に番号シールやカラーコードがついてあります。アンコットの料金はルートにより異なりますが、短距離だとRp.3500(約30円)ぐらいです。 電車 写真:インドネシアの電車(※インドネシアでの風景です!) インドネシアの電車はほとんど日本から購入した車両を使っています。。特に首都ジャカルタのコミュターラインは日本の中古電車を使用しています。電車は他の交通手段より値段が安く、渋滞もないので目的の駅まで早く到着することができます。ただ、インドネシアでは首都のジャカルタでも駅の数が多くないです。家から駅まで歩ける距離ではなくて、駅まで行くのに大体オジェックを利用します。料金は市内だと最大Rp.13.000(約130円)で、長距離はRp.75.000(約750円)からです。   バジャイ(Bajaj) 写真:ジャカルタのバジャイ 写真:最新型バジャイ バジャイというのはアジアで良く見られる三輪タクシーとのことです。バジャイはルートが狭いがタクシーより値段が安く、オジェックより安全です。値段は一人当たりRp.5000(約50円)です。バジャイ一台で3〜5人まで乗ることができます。 ベチャ(Becak) 上記に書いてある以外で、インドネシアには伝統的な移動手段もあります。昔からあり、今でもよく利用されているのはベチャです。ベチャはバジャイのより古いタイプの乗り物です。バジャイはモーターで動きますが、ベチャは完全人力で動きます。ベチャを運転するのは高齢男性が多いですので、遠くてもマックス3キロの距離しか走りません。 写真:次の客を待っているベチャドライバー 写真:バイクベチャ ベチャは運転手以外二人しか乗れませんが、子どもがいる時はお母さんの膝に乗せることで三人で乗ることができます。値段はオジェックと同じく、乗る前に確認することが大事です。私がいつもやっていることは、先に値段を確認して、もし目的地までの道が悪かったり、急に雨が降ったり、天気がとても暑かったりしたら料金を20%ぐらいあげます。 ベチャは地域によって形が変わったりします。例えば、2番目の写真のように、バイクベチャというのはスマトラ島にあるベチャです。特に北スマトラには、完全人力ベチャはありません。バイクだとスピードも速いし、ドライバーさんの体力も完全人力よりは楽ですね。バイクベチャは完全人力ベチャと比べて料金はそんなに変わりません。 デルマン(Delman) ベチャの他にも、時々街中に見かけるのはデルマンです。デルマンはインドネシアの伝統的な馬車とのことです。デルマンは、ジョグジャカルタとか、ジャワ中心部では一般人が日常に使う交通手段の一つだが、ジャカルタだと観光客を得るために走っています。 写真:デルマンで学校を通っているインドネシア人の中学生(写真の右側)...

Warungについて Salam Kenal INDONESIA! Vol.11

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 前回はインドネシア人が好きなお菓子についてご紹介させていただきました!今回はお菓子などが販売されている場所:Warung(ワルン)についてご紹介したいと思います。 Warungとは? 写真:Warung Kopi インドネシア語で「Warung(ワルン)」というのは日用品を販売する小さなお店のことです。ワルンに販売されている物はスーパーやコンビニなどと比べると安いです。ワルンはお菓子からタバコ、サンダルまで販売されています。見た目は日本の露店に似ており、お店の機能としてはコンビニに近いです。   タバコだけを販売するワルンは「Warung Rokok(ワルン・ロコまたはタバコの店)」と言います。インドネシアでよく見かけるワルンは「Warung Kopi(ワルン・コーヒーの店)」です。ワルン・コピに販売されているのはコーヒーだけではなく、揚げ物やインスタントラーメンも販売されています。 写真:一般的なワルン 暇な時はよくワルン・コピで友達と一緒にコーヒーを飲みながらお話しをするのが好きなインドネシア人が多いです。ワルン・コピはインドネシアにたくさんありますので、例えばバイクで移動中の時に雨が急に降り始めた時、みんなよく近くのワルン・コピで雨宿りします。ワルン・コピで販売されているコーヒーは大体インスタントコーヒーで、値段もとてもお手頃です。 Warung Indomie インドネシアで一番人気インスタントラーメンはIndomie(インドミー)です。インドネシア人はこのインドミーが大好きで、インドミー専用のワルンがたくさんあって、その名は「Warung Indomie (ワルン・インドミー)」と言います。 写真:ワルン・インドミー このワルンにはいろいろな味のインドミーが販売されています。ワルン・インドミーで販売されているものはインドミーだけでなく、他のメニューもあります。例えばインドネシアのかき氷や野菜と果物ジュースなども販売されています。値段はとても手頃で、一人あたりでRp.20.000(約150円)ぐらいでお腹いっぱいになります。 現在のワルンについて インドネシア人にとってワルンは古いお店というイメージが強いです。最近の現代人にインドネシアの伝統的なものを学べるように昔からあるものをモダンなバージョンにすることが多いです。ワルンもこの一つでもあります。 写真:現代のワルン・インドミー 値段的には古いワルン・インドミーの方が随分お手頃なんですが、その割にモダンワルン・インドミーは場所が綺麗でメニューのバリエーションも沢山あります。 コンビニは? インドネシアでもコンビニがあります。ただ、都会だとコンビニが沢山ありますが、田舎だと少ないです。この5年間は田舎でもコンビニが増えてきましたが、都会ほどではないです。 写真:インドネシアのコンビニ「Indomaret」の外見 写真:コンビニのレジ 写真:インドネシアコンビニの内見 インドネシアのコンビニでは日用品だけでなく、ATMやトイレもあります。プリンターやコピーマシンはありませんが、最近だとコンビニ払い用のマシンがあります。都会のコンビニだと、コンビニの中にイートインコーナーもあります。私が通っていた大学の近くにあるIndomaretは、2階建てで、2階はイートイン専用となっています。その他には、Indomaretカフェーもあります。大学生はそこでよくコンビニで買ったお弁当を食べてます。 以上、インドネシア人がお菓子を買う場所「Warung(ワルン)」をご紹介させていただきました。 いかがでしたでしょうか?ご紹介したように、Warung(ワルン)はインドネシア人の暮らしに欠かせないものとなっています。最近はコンビニも増えてきたので、今後Warungがどのように変化していくのか気になるところです。 質問があるかたやインドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。  

インドネシア人が好きなお菓子について Salam Kenal INDONESIA! Vol.10

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 小腹が空いているときにお菓子が食べたくなりますね。私が読んだ記事では、日本で一番売れているお菓子はカルビー株式会社の「じゃがりこ」と書かれていました。確かに美味しいですね!私もじゃがバター味のじゃがりこが大好きです。今回のコラムにはインドネシア人が好きなお菓子、そしてインドネシアで人気のあるお菓子についてご紹介したいと思います! お菓子を買う理由 インドネシア人はお菓子が大好きです。小腹が空いてる時だけでなく、くつろいでいる時や食後でもお菓子を食べています。テレビで流れているCMも大体お菓子のCMです。特に子供が見る時間になるとお菓子のCMばかり流れています。インドネシア人はほぼ毎日お菓子を食べています。大体家にいる時が一番お菓子を食べているようです。 弊社では「お菓子について」のアンケート調査を行いました。その中で、「お菓子を買おう!と思った理由」について聞いたところ「味が好き」が一番の理由になっていました。その次は「値段」と「食べやすい大きさ」でした。インドネシアでは味が濃い料理が多いです。濃い味に慣れているのでインドネシアでは濃い味のお菓子がたくさん売っています。 さて、インドネシアではどのようなお菓子が販売されているかをチェックしてみましょう! インドネシアで人気があるお菓子BEST 3 インドネシア人はチョコレートが大好きです。インドネシアではSilver queen(シルバークイーン)というチョコレートバーが一番人気です。Silver queen(シルバークイーンはインドネシア産カカオを使用して作られています。チョコレートの中にうすしお味のカシューやライスクリスプが入っています。 写真:Silver Queen(シルバクイーン)カシュー入りのパッケージング 写真:Beng-bengのパッケージング   そして、Beng-bengというのもあります。私も子供の頃からすごく大好きなお菓子です。 Beng-bengはインドネシアのMAYORAというお菓子の会社が販売しているお菓子です。インドネシア以外、タイやフィリピンにもBeng-bengが販売されているようです!   チョコレートの次に人気があるお菓子はせんべいです。インドネシア語だと「Kerupuk」(ケルプック)と言いますが、インドネシア人はこれが好きすぎて白米などと一緒に食べてます。 ケルプックは甘い味、塩辛い味、甘苦い味など色々なケルプックの種類があります。私は「Kerupuk Putih」(ケルプック・プティ:白いせんべい)が一番好きです。ケルプック・プティの原料はタピオカ粉です。スープやカレーと一緒に食べるととても美味しいです。何よりも麺との相性は抜群で、一緒に食べると本当においしいです! 写真:Kerupuk Putih(ケルプックプティ) Kerupuk Putihの他にも様々なケルプックがあります。例えば日本のえびせんに味が似ているKerupuk Udang(ケルプック・ウダン:海老のせんべい)があります。 インドネシア料理のお店にナシゴレンを頼めば大体おかずにケルプック・ウダンが出ています。 写真:ケルプック・ウダン 次にインドネシアで人気のあるお菓子はチップスです!インドネシアではチップスの種類がたくさんあります。よくあるチップスはポテトチップス(Keripik Kentang)とキャッサバチップス(Keripik Singkong)です。 写真:キャッサバチップスの荷車 キャッサバチップスは荷車で販売されています。作り方も簡単です:キャッサバを丸く薄切りにして、お水に一旦沈みます。30分ぐらい立てたら、水を切り、そのままディープフライします。カリカリになったら油をちゃんと切ってから台に乗せ、味見をします。街でよく売っているキャッサバチップスは甘辛い味と、塩・砂糖味です。キャッサバはポテトと比べて身が硬いので、チップスにしたら気をつけて食べないと口の中を切ってしまうこともありますので、必ず気をつけて召し上がってくださいね。 そして、この数年間大人気になっているお菓子はこのMakaroni Ngeheです。このマカロニスナックは1袋でRp.10.000(約100円)で販売されています。 写真:Makaroni Ngehe 辛い味が特徴になっているMakaroni Ngeheはジャワ島によく販売されています。辛さにはいくつかのレベルがあります。インドネシア人は、このマカロニで自分がどの辛さレベルまで食べられるか挑戦して楽しんでいます。 以上、インドネシア人が好きなお菓子をご紹介させていただきました。 いかがでしたでしょうか?インドネシアのお菓子に出会う機会がありましたら、ぜひ食べてみてくださいね。 質問があるかたやインドネシアのことについてもっと知りたい!という方は、ぜひコメントをくださいね。

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