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インドネシアの飲み物

インドネシアの牛乳について Salam Kenal INDONESIA! Vol.38

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回はインドネシアの牛乳についてご紹介します! インドネシアの牛乳 インドネシアで大人気の牛乳ブランド、Frisian Flag   インドネシア語では牛乳のことは「Susu」と言います。インドネシアでは、スーパーやコンビニ、露店などで練乳を含めて、牛乳製品を簡単に手に入れられます。ただし露店(インドネシア語:Warung)では、Fresh Milkは販売されていません。もし、販売されていたとしても、それは自家製freshmilkや自家製投入が多く、あまりおすすめしません。一番簡単に手に入れられる牛乳の種類はロングライフミルク(インドネシアでは「Susu UHT」とよく呼ばれる)です。Susu UHTは味の種類がたくさんあり、子供から大人まで大人気です。 インドネシアローカルブランド「Ultramilk」のロングライフミルク Susu UHTは大量の砂糖や防腐剤、着色剤などが入っているので、飲みすぎに注意しなければなりません。私の実家では、冷蔵庫に入っている牛乳はFresh Milkの方ですが、週1~2回ほどSusu UHTをジュースの感覚で飲んでいます。私がよく飲んでいるSusu UHTはUltramilkというローカルブランドです。おすすめはチョコレート味の牛乳です。他のブランドのチョコレート味牛乳より優しい味がするので、大好物です。Ultramilkのチョコレート味はとても甘くて、疲れている時に飲んだら満足な気持ちになります。 インドネシアの一般的なスーパーやコンビニに販売されている海外ブランドの牛乳は「Greenfields」という牛乳のブランドです。GreenfieldsはJapfaというシンガポールの会社の商品です。このブランドはFresh Milkだけでなく、ロングライフミルク、ヨーグルトなどの沢山商品の種類があります。価格はローカルブランドよりやや高めです。 牛乳に関する問題 現在インドネシア国内の牛乳の生産量はとても低く(全国約18%だけ)一方で牛乳ニーズは年々高まっている状態です。子供達の成長のために牛乳が必要です。インドネシアの子供の人口は6617万人、これからも増えていくことでしょう。去年のインドネシア農業省のデータによると、インドネシアに輸入された牛乳は約82%です。輸入品の牛乳は国産牛乳に比べると価格が高いため、牛乳を買えない家族が少なくありません。現在のインドネシアではこの牛乳問題が深刻な事態となっているため、政府は「赤信号だ」と発表しました。 牛乳が買えない家庭は、代わりに練乳を飲んでいます。練乳の飲み方はコップの中に練乳を入れお湯を注ぎます。練乳は普通の牛乳に比べて安いです。例えば、インドネシアで大人気の牛乳ブランド「Frisian Flag」は1個の缶練乳の価格は9,000ルピア(約70円)ぐらいで、とてもお手頃です。子供から大人までの牛乳問題は練乳を代用することで解決できます。インドネシア人が最も頭を抱えている問題は赤ちゃん用の粉ミルクの価格が高いことです。。800グラムの粉ミルクは安くても130,000ルピア(約1,000円)です。さらには800グラムで470,000ルピア(約3,700円)と高額の粉ミルクもあります。赤ちゃんの粉ミルク代は1ヶ月あたり1,800,000ルピア(約13,900円)かかります。インドネシア首都のジャカルタの最低給与は3,900,000ルピアなので、一般のインドネシア人にとってこの価格は、かなり高額であるといえます。今年もインドネシアの国内牛乳生産量を上げるためにインドネシア農業省はインドネシア国内の牛乳生産量を上げることに集中するべきだと考えます。 以上、今回の紹介記事はここまでです。 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

インドネシアのお茶について Salam Kenal INDONESIA! Vol.35

みなさん、こんにちは!ヘレナです。 今回のテーマはインドネシアのお茶についてご紹介します! インドネシアのお茶 インドネシアは日本と似ていてお茶を飲む文化があります。お茶はインドネシア語でいうと「Teh(テー)」と言います。大体のインドネシア人はお茶が好きで、一人当たりのお茶消費は0.32kg/日ぐらいです。70%のインドネシアのお茶は西ジャワ州で作られています。そのほかは中部ジャワ州、そして北スマトラ州で作られています。インドネシアで作られたお茶は、50%以上海外に輸出されます。インドネシアのお茶はロシア、英国、そしてパキスタンで多く消費されています。インドネシアでは人気のお茶は5種類あります:Teh Melati(ジャスミン茶)、Teh Hijau(緑茶)、Teh Merah/Teh Hitam(紅茶)、Teh Oolong(烏龍茶)、そしてTeh Putih(白茶)です。その中でももっとも人気があるのは紅茶です。 インドネシアでは紅茶のことをTeh MerahまたはTeh Hitamと言います。Teh Merahは「赤いお茶」という意味で、見た目の紅色のことを表している名前です。濃いめの紅茶は黒く見えるため、インドネシア人は紅茶のことをTeh Hitam「黒いお茶」とも呼んでいます。紅茶はインドネシアで一番よく販売されているお茶の種類です。インドネシアの紅茶は5つのお茶の種類の中で一番カフェインが強いお茶です。インドネシアの紅茶は日本の紅茶に比べて香りにも味にも少し甘みがあります。インドネシア人は砂糖を入れて紅茶を飲みます。特にジャワ島の人たちは、砂糖多めに入れて紅茶を飲むことが多いです。紅茶の飲み方は色々ありますが、一般的にはティーバッグでホットティーやアイスティーを作ります。 ちなみに、インドネシアの緑茶は日本の緑茶と味と色が少し違います。インドネシアの緑茶の味は濃く、色は緑ではなく茶色いです。インドネシアの緑茶は西ジャワ州で沢山作られています。ちなみにインドネシアでは「日本のお茶」といえば、緑茶ではなく抹茶のことだと思っている人が多いです。インドネシアでは「抹茶味」とラベルされているお菓子などが沢山販売されて、かなり評判がいいです。 Teh TubrukとTeh Celup インドネシア人は茶葉について「Teh Tubruk」と言い、ティーバッグについて「Teh Celup」と言います。この二つのお茶の形により、作り方が違います。ティーバッグだと直接コップやガラス瓶で作りますが、お茶の葉はお鍋で作ってからコップに注ぎます。作り方により、使用されているお茶の種類も違います。コップでお茶を作るときは便利なティーバッグを使いますが、アルミポットやお鍋で作るときは茶葉を使います。茶葉とティーバッグ、2つとも一般的に販売されています。茶葉はティーバッグに比べてより香ばしくて、味もティーバッグに比べてより濃いな味がします。 Teh Poci ジャワに住んでいるインドネシア人は「Teh Poci」という特別なお茶の飲み方があります。「Teh」は「お茶」、「Poci」は「ポット」、ということで「Teh Poci」は「ポットで作られているお茶」という意味です。Teh Pociのポットはアルミのポットではなく素焼きのポット(日本でいうところの急須)のことです。Teh Pociを作るときはTeh Tubrukが一般的に使われています。 Teh Poci Teh Pociを作るときに必要なものは:粘土ポット、お湯、Teh Tubruk(ジャスミン茶が多い)、そして氷砂糖です。普通の砂糖はほとんど使用しませんが、氷砂糖がないときは使用できます。そしてTeh Pociを飲むときはポットとセットになっており粘土茶碗を使って飲みますが、素焼きの茶碗がないときは普通のマグカップでお茶を飲みます。Teh Poci用の粘土ポットと粘土茶碗は市場やスーパーにセットとして販売されています。この粘土ポットと茶碗セットはクリスマスやレバランのときに親戚や知り合いに送るといいギフトになります。   以上、今回の紹介記事はここまでです。 質問がある方、インドネシアのことについてもっと知りたい!とか、○○についてを紹介してください!という方は、ぜひコメントをくださいね。

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